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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

一時、必死で仕事をした人には勝てない?

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「若い人は、昇進を望まない」

「若い人は、一生懸命仕事をしない」

いろいろなところで、そんな話を聞いたり、そんな記事を目にすることがありますが、はたしてそれは事実でしょうか。

僕が若い頃は、「24時間戦えますか」なんてCMがありましたが(笑)、それはさておき若い頃には思いっきり突っ走りました。が、ではそれはあくまで作業であって、作業の質は高まったかもしれませんが、生産性とか、創造性という意味ではゼロだった気がしています。

一方で、30代になって転職したIT業界。インターネットに惹かれて、文字通り転職したわけですが、そこでは、本当に必死で突っ走りました。やったこともない事業の立ち上げ、いつも少人数から始まるプロジェクトで、家族よりも社長と一緒にいたりしたことは、この本に書いています。

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僕自身、自分は頭が良い人間ではないと感じているので、頭の良い人には勝てないと思っていました。ですが、あらゆる高学歴と言われる人たちと仕事をしたとき、意外と仕事面ではそうでもないぞ、と感じることが度々ありました。あ頭が良すぎるのか、逆にサボるのが上手だったり。(笑)

また、M&Aで仲間になった人たちとも仕事をしましたが、未経験の仕事に取り組む僕が、リーダーになることもありました。

そんな僕ですが、もともと高学歴、頭が良いうえに、必死で仕事に取り組む人と一緒に仕事をしていると、到底勝てない。これは年齢でもなく、根本的な覚悟とでも言うのでしょうか。

覚悟をもって「必死で仕事をした経験」を持つ人は、とても強いです。

逆に、いつも定時内でできることをできるだけやる、みたいな人には、この経験を持つ人には敵わないことになると思うのです。

◯◯ハラスメントという言葉が急増している今日この頃、どうやって自分が強くなれるのか、を考える人が増えるといいな、と感じています。

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