バスガイドはAIに変わった?
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先日、とある旅行会社の方とお話する機会がありました。旅行会社、という存在は、1種、2種、3種に分かれています。
第1種は、国内旅行、海外旅行も、自社で主催旅行ができる存在です。みなさんがご存じの大手旅行会社は、ほぼ第1種です、
第2種は、国内旅行だけ、主催できる存在。そして、第3種は、主催はできないので、手配旅行もしくは、大手の主催旅行(パッケージツアー)を、手数料をもらって販売することができる存在です。いわゆる、街の旅行会社は、ほとんど3種です。
という説明を終えたところで、第1種の旅行会社の方とお話しました。その会社では、現在国内旅行をたくさん販売していますが、現在は90%ほどがバスガイドさんがいないツアーだそうです。
バス車内の説明は、すべて添乗員さんがやっているとのこと。
「それは大変ですね」
と言ったところ、
「ところが、最近は観光地の名前をAIに入力して、その説明を読んでいるだけなんです」
とのことでした。
バスガイドさんは、コロナ禍で大勢退職してしまったそうで、バスガイド不足からの発想で、現在はむしろバスガイドさんが要らなくなっているんだとか。まあ、コストカットでもありますね。
たしかに、いまどきバスガイドさんが前に立って案内することは、道路交通法上NGですし、観光という目的であれば、誰が説明したっていい、ということになるんでしょうね。
バスガイドさんと写真を撮ってもらうのが楽しみだった、修学旅行が懐かしいです。(笑)
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