グローバルを目指すと、逆単身赴任になっちゃうの?
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アカデミーヒルズで、9月15日に行われた緊急シンポジウムでの、竹中さんの講演がアップされています。
竹中さんのお話は納得するものが多く、特にグローバル競争の中で生き残るという視野は、とても大切だと感じます。ただこの中の韓国の例なのですが、アメリカに留学し、お母さんもついて行くから、お父さんが逆単身赴任になっているというお話があります。
グローバル競争に打ち勝つことを考えるのは良いのですが、現在を犠牲にしないと出来ないもだろうか、アメリカに行くしか方法はないんだろうか、と首をひねりました。いや、否定ではなく、わからないんです。
お話の中には、アメリカの小中高の留学生は、韓国人が一番多いとありますが、韓国に優秀な学校がないわけじゃないですよね。これは日本も同じ。グローバルという言葉を使ったとき、アメリカが世界の中心的存在になることは、全面肯定はしたくないけれど、あながち間違いとも言い切れないのは事実です。
が、もうちょっと考えることは出来ないものか、と。グローバル競争に打ち勝つために、日本の教育では何が足りないのか、何を補足すれば良いのか、という考えを、我々親が考えなくてはならないんじゃないだろうか、と思うわけです。
ディベート力?プレゼンスキル?他にもあるかも知れません。それらを考えずして、まずはアメリカの学校へ、というのはちょっと違うように感じます。ちゃんと考えずにアメリカに行っても、やりたいことは語学留学ではないわけですし。
竹中さんの講演に引っかかったわけではなく、自分たち親が責任をもって考えることが大事だな、と思った次第です。
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