ツールは、あくまでもツール
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ファシリテーターの道具箱を買った方から、一番よく聴かれること。
「どのツールが、一番良い(効果的)ですかね?」
この本の一番大事なことは、「はじめに」として森時彦さんが書かれているところだと考えています。それは、ツールに頼ってはいけない、ということ。
ツールは便利です。だからこんな本があるわけですが、概念とか、腹をくくるといったことがあって、その上にツールがあるから便利であるわけです。
そういう意味では、英語とか中国語とかいった外国語の勉強と同じかも。いくら単語を沢山覚えても、そもそも話したいことがなければ意味がない。話すべきことがあるから話すわけで、雑談も良いですが、それはあくまでも雑談。本質的なことを話すからこその言語なんですよね。それと同じかな、と。
この質問って、なんか「どの勉強法が、東大合格に効果的ですかね?」って聴かれているようなものかも。(比較がいまいち?)
ぜひファシリテーションの概念を理解していただき、その問題解決に対して腹をくくって、そうして使っていただけると効果的な本だと思うんですよね。あ、買わなくても、借りても良いですから。
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