「継続は力なり」の信ぴょう性は 40%
昨年の12月から、「講師生活30周年記念」だってんでブログの更新を再開し、ほぼ1か月たちました。
そうしたら、おかげ様で「2020年12月ブロガーベスト30」で、第2位になることができました。これも、つたない私のブログを読んでくださるみなさんのおかげです。本当にありがとうございます。
「12月度のアクセスランキング」を見ると、
- 第4位:文章力を高めるための5つのステップ・その1
- 第9位:文章力を高めるための5つのステップ・その2
- 第23位:【レビュー】スリーコインズ(3COINS)のワイヤレスイヤホンはヘッドセットとしても使えるのか?
と、3つの記事がTop30入りしていることがわかります。ITにほとんど関係のない記事なのに、たくさん読んでくださって嬉しい、という気持ちと、
「文章力を高めるための5つのステップ・その3~その5」はランク入りしてないのね。
ということは、多くの方がその2まで読んで離れていってしまってるのね。
という反省点に気付かされる気持ちとが両方あります。
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さて、オルタナティブブログを3年以上もほったらかしておいたにも関わらず、12月に復活していきなり2位(ITソリューション塾さんが堂々の1位)になれたのは、本当に自分でもびっくりです。突風が吹いた感じでしょうか。
たくさん投稿したから、ベスト10に入れたらいいなー、と本当に思っていました。しっかり読んでくださる人、出会い頭に衝突しちゃった?人、かすかにすれ違っただけの人、色々な方がいらっしゃると思いますが、みなさんがこれだけ私のブログを読んでくださったという実績は事実で、これはもう感謝としか言いようがありません。
その一方で、私よりも有用な記事をコンスタントに上げ続けている方もたくさんいらっしゃいます。そういう方々を差し置いて私が2位になっちゃったのには、それなりに何か理由があるはず。いや本当に、謙遜でも皮肉でもなんでもなく、私が2位になったのはなぜだろう?と真面目に真剣に考えてみました。そうして思いあたるフシを2つ考えました。
- ほぼ毎日投稿したから
やっぱりこれが大きいかな、と。月曜日~金曜日、ほぼ毎日新しい記事を書いて出そうと決めています。内容は何でもいい。少しでもみなさんのお役にたつなら、と、とにかく書く。質より量です。
これは正に、「継続は力なり」といったところです。もう、たくさん書いたもの勝ちです。 - タイトルを真剣に考えているから
ある読者から「内容はいいのに、タイトルがダメだ」というご意見を頂戴してからこっち、記事のタイトルを真剣に考えるようになりました。記事を書き始める前に、記事の方向性を見失わないように仮タイトルをつけます。で、構造設計をして、本編を書く。書き終わって推敲もした後で、もういちどタイトルを考え直します。場合によっては、タイトルを考えるのに、記事を書くよりも多くの時間を割いたりもします。
まだまだへたくそですが、それでも「クリックしたくなるタイトル」を強く意識したタイトル付けをしていると、少しずつサマになってきているような気もしています。スリーコインズ(3COINS)のワイヤレスイヤホンはヘッドセットとしても使えるのか?は、まさにタイトル勝ちですかね。単に「スリーコインズのワイヤレスイヤホンを買いました」というタイトルだったら、こんなにたくさん読んで頂けなかったのではないか、と考えています。
毎回毎回「タイトルを真剣に考える」というのも、「継続は力なり」の一種だと思います。
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さて、この記事のタイトルは
「継続は力なり」の信ぴょう性は 40%
です。このタイトルも、4回書き直しました。
ごめんなさい!この40%という数字は、完全に私の主観、適当です。申し訳ありません。唯一の根拠は、
- 文章力を高めるための5つのステップ・その1
- 文章力を高めるための5つのステップ・その2
- 文章力を高めるための5つのステップ・その3
- 文章力を高めるための5つのステップ・その4
- 文章力を高めるための5つのステップ・その5
が、5編の続き物であるにも関わらず Top30 入りしたのが2編しかなかったから。2/5、つまり 40% です。でもこれ、客観的根拠でも何でもありません。
ただね、本当に「ほぼ毎日投稿している」と「良いタイトル」が「読まれている理由」だとしても、「文章力を高めるための5つのステップ」がその3以降急激に読者数を減らしている、というのは「読まれない理由」があるからに違いありません。
つまり、「継続は力なり」の力の及ぶ範囲には限界がある、ということが言いたいんです。
- その2 まで読んで飽きちゃった
- 期待した内容とは違っていたから続きを読む気がなくなった
- 記事ひとつひとつが長文だから読み疲れちゃった
など、読まれない記事にはやはりそれなりの理由があるはず。
そしてこれは、何も記事に限ったことではありません。仕事の成果、出来栄えとか、商品の売れ行きとか、そういったことにも同じように言えることがあると思うんですよ。
「勝ちに不思議の勝ちあり、負けに不思議の負けなし」という名言もあります。「なぜうまくいくのか」よりも「なぜうまくいかないのか」を考えて、そこを改善する。それが、「残りの 60%」のような気がしています。
あれ?改善し続けるというのも、「継続は力なり」か?あかーん、理論崩壊。