オルタナティブ・ブログ > 田中淳子の”大人の学び”支援隊! >

人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

上司に呼ばれるたびにドキッとするのはなぜだろう?(笑):「優しくするだけでは若手を育てられない」

»

上司に「ちょっと話があるんだけど、時間ありますか?」と言われ、「15分くらい」などと言われる、そんな時、私は妙にドキドキしてしまいます。

「何か怒られるようなこと、したかな?」「あれかな? これかな?」

いつも「ああ、何か怒られるのでは」「マズイことをしたのでは」と、いい歳してもまだそういうドキドキが先に立ちます。要は、それなりに心当たりがあるからなわけですが。

昨日も「10分後くらいに、15分くらい時間あります?」と言われ、どきどきそわそわしていたら、上司は私の席にやってきて、そこに座りました。

「あ、ここに座るということは、別室に呼ばれないということは、いい話だ」と直感し、ほっとしたものです。

私は今でもたまに叱られていますが、20代30代はよく叱られていました。一番叱られたのは、20代ではなく30代だったように思います。20代はまだ仕事が何たるかわかっていなかったので、叱られるというより、叱咤激励系の言葉を受けるほうが多かったのです。30代になると大分仕事がわかるようになり、そうなると、ナマイキになるわけですね。

「ナマイキな30代」「魔の30代」です。(「30代」って、そうなる人、多いように思うのですが、どうでしょう?)

だからよく叱られました。上司に。上司の上司に。社長に。副社長に。呼び出されては叱られる。

というわけで、叱られるとかそのきっかけとなる「失敗体験」というのは、あまりいい想い出でもないですし、思い出したくないとか、なければなかったでそのほうがよかった、と思う話が多いですが、それでも、経験したからこそ、次は気を付けた、とか、やらないようになったという事も多いので、人生で無駄にはなっていないように思います。

そして、多くの人に許されて生きているんだなあ、としみじみすらしてしまいます。

今回のあっぱれ上司!では、失敗を疑似体験する、ハードな状況を体験させるといったことをテーマにしました。

タイトルは、「温室で大事大事にしているだけじゃダメですよ。世間の荒波にさらさねば」というニュアンスです。

「強くなければ生きていけない 優しくなければ生きている資格がない」をもじったような感じになってしまいましたが、関係はありません。

どうぞお読みいただければ幸いです。

優しくするだけでは若手を育てられないhttp://bizmakoto.jp/bizid/articles/1301/17/news007.html

それでは、皆様、よい週末を。

*週末はB-Day Partyします♪ るんるん♪ ← 昭和。

Comment(0)