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人材育成の現場で見聞きしたあれやこれやを徒然なるままに。

最近のお母さんたちは互いを「ちゃん付け」する?

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電車の中で、小学生を連れたお母さんたちが隣に立っていました。 3組くらいいたような・・。子どもは子どもで勝手に遊んでおり、お母さんたちはお母さんたちのなんてことない日常会話をしていました。

ものすごく近くで楽しそうに話していたので、聞くともなしに聞いていた、というか、声が耳に入ってきたのですが、なんかあれ?と思ったのです。

何に「あれ?」と思ったかというと、お母さん同士が「ちゃん付け」で呼び合っていたからなのでした。

「ゆみちゃんのところのだんなさんは」とか
「ようこちゃんにメールしようと思っていたのに、忘れちゃってごめんね」とか
「まみちゃんにおすそ分けしたいジャムがあって」とか。

まあ、そんな感じです。

あれあれあれ? お母さんたちは、「名前+ちゃん」が定番になったのかなぁ・・・。

妹に訊いてみたら、やはり、「ちゃん」が主流らしいのです。

・「●●君のお母さん」
・「●●ちゃんママ」

というような「子供のお母さん」という呼び方ではなく、お母さんのFirstNameを使って呼ぶ。しかも、「ちゃん」。

なるほど、なるほど。

確かに、昔は(って、昭和のことですね)、女性は結婚すると「●●さんの奥さん」だとか子どもがいれば「●●君のお母さん」「●●ちゃんちのママ」と呼ばれ、名前がなくなってしまう、アイデンティティが崩壊する、などとよく言われたものです。(「藤原道綱の母」みたいなもんですね。個の名前がないものとして扱われてしまう)

だから、ファーストネームで呼ぶの、すごくいいと思います。ファーストネームで呼ばれたら、「自分」が明確になるし、気分悪いはずもない。

でも、なぜ「ちゃん」なんだろう?

うーん、私がもし母親だったら、よその成人女性に「ちゃん」で呼ばれるの、少し抵抗があるような気がします。「さん」ならいいけれど。

ホントになぜ、「ちゃん」なんでせうか?

さらに言えば、お父さんたちは、お父さん同士で、「ひろしくんのパパ」ではなくて、「太郎クン(←お父さんの名前)」などと呼ばれているんでしょうか? (んなことはなさそうな・・・。その場合は、苗字なのかな。)


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