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獺祭(だっさい)フルコースの夜に「企業の姿勢」について学んだこと

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おお、月曜日からなんだ?なんだ? 日本酒の話題か? しかも朝っぱらから? とお思いかもしれませんが、はい、その日本酒の話題です。しかも、飲みました、飲みまくりました、というお話しです。でも、最後にちゃんと仕事の話になりますので、ご安心ください。

夕べ(2月26日)、「江戸料理と獺祭を愛でる会」というのに参加しました。知り合いが経営しているBarでのイベントです。私はトモダチと3人で参加。

会場には、獺祭を出している旭酒造の営業部長もお見えになっていて、獺祭の作り方とか旭酒造という会社についても愛情もって解説してくださり、まるで「ディナーショー」。いや、「獺祭飲み放題のセミナー」に参加しているかのようでした。

全部で獺祭は6種類飲みました。以下にリストアップしてみます。

純米大吟醸 獺祭
●遠心分離 二割三分 (もう本当に米の芯しか残っていないんですね)
●遠心分離 三割九分
●遠心分離 五割
●しぼりたて寒造り早槽四割八分
●純米大吟醸 三割九分
●純米大吟醸 四割五分

Dassai

いやあ、飲んだ、飲んだ、江戸の料理と共に飲みました。そして、今朝、驚くほどにすっきりした目覚め。一滴のアルコールも残った感じはなくて。いいお酒は朝もさわやかな目覚めをもたらしてくれるのですね。お料理は、「江戸の方法」にこだわったもので、たとえば、天ぷらは「ごま油」で揚げたもの、とか、豆腐百珍からの豆腐料理とか、日本酒に合うものばかりでした。このBarのオーナー・上杉さんは、上杉家の方なので、出てくる器も歴史的なものが多く・・。ほぉ、ふぅ、と言いながら、器ごと楽しみました。

獺祭は、よくある「そこに青い二重丸が書いてあるおちょこ」で利き酒はしないんだそうです。獺祭専用のグラス(日本製)だそう。昨日もそのグラスで供してくださいました。小さく☆マークが見えると思いますが、ここまで入れると90CC。2杯飲めば1合とわかるんだとか。

Glass

このグラスも旭酒造で販売しているというので、その場で営業部長にオーダーし、岩国から送っていただくことにしました。我が家でも獺祭を飲む際はこの専用グラスを使うことにします!(笑

この薄いグラスで飲むことで最初に舌先で味を感じられるので、お酒をとても美味しく味わえるのだそうです。飲み口がぼってりしたおちょこなどでは繊細な味を舌先で感じることなく、舌の脇の苦みを感じる部分が先に反応してしまうので、もったいない、といった解説がありました。なるほどー。

それでですね、まあ、月曜日なので、朝っぱらから呑んだ飲んだのんだ!という話もなんなので、お仕事の話。

旭酒造の方がおっしゃっていた話で印象的だったのは、以下の2点。

1) 「山口の小さな会社だけれども、いいものを作るのに頑張ってきたら、色んな酒造メーカーも見学に来られるようになった。(銘柄を伺ったら、錚々たる名前が出てました)その際、もうほとんど隠すこともないので、何でもお見せしているんです。」という話。

→ よく「同業他社お断り」とか「ここから先は企業秘密」といって隠すことがあるけれど、堂々と見せちゃう、というのは、相当自信がないとできないですし、見学に行っているという酒造メーカーもプライドを持って見学に行けば、やはり、そのまま真似するってことはしないはずですよね。 なんというか、企業を超えて、同じ業界だから切磋琢磨しましょうよ、という姿勢がいいなあ、と思いました。

2) 「おかげさまで成長している企業なので、小さい会社ではあるけれど毎年新卒を2-3人は採用できるんです。そして、新卒を採用できる程度に売上、利益を出していくということも大事ですし、こういう就職難でうちでも2-3人採用しているというのはほんの少しでも社会貢献になっているんじゃないかと思ってます」

→ これもいい話だなあーー。 新卒を採るというのは本当に覚悟のいることだと思いますが、ちゃんと利益だして、次の世代を育てていこうという心意気、カッコいいです。

そのほかにも色々ためになるお話しを伺い、お酒呑んだというよりも、勉強になった夜でした。

●会場となったのは、Bar楽。朝10時からお酒が飲めるBarです。食事もすべて美味しくて、時々、一人でぶらっと立ち寄っております。(Barですが、閉店が21時。日曜は20時です。)

「Bar楽」→ コチラ

*写真撮影と公開は許可を得ました。

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