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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

おー、遂にGoogle MapsがiPhoneの世界に戻ってきましたかぁ

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すったもんだの挙句、結局Google MapsがiPhoneの世界に戻ってきたようです。

これで色んな人が砂漠の真ん中でエライ目に遭わなくて済む可能性が非常に高くなったといったら言い過ぎかもしれませんが。

 

因みにBrowser上のiTunesで見るとですね…

リリースは2012/12/13 <=今日ですね
バージョンは1.0

大人同士の話が決着したのか、はたまた何かしら禍根を残しつつユーザーの要求を、そして先日私がオーストラリアの荒野で迷った挙句に救出される人の存在が示すiPhoneの地図の状況が「パチンコガンダム駅www」なんて話では済まない現実と社会的責任の存在  というエントリーで書いたような話が世界中で余りに大きくなりすぎたのも鑑みつつ動いたのか。このエントリーを書いている時点で関係者のインタビューなどは目にしていないので何とも言えないのですが、Androidを他に持ってるならいざ知らず、iPhoneしかないのに箸にも棒にもかからない酷い地図を押し付けられてしまった方にとっては本当に朗報ですよね。

 

因みに、今回の1件を見る限り、実はスマートフォンの世界ではガリバー的な理解のされかたをしているAppleですが、例えばiPhoneやiPadなどを「システム全体として」支えるのはAppleが自ら作っているものではなく、必要に応じてピックして提供しているわけで、そのチェーンのどこかが切れたとき、そしてそれが生命線に近いところだとこうなってしまうという、ひとつの事例と捉える事が出来るんじゃないかと思っています。

とはいえ、iPhone/iPadの世界はシステム全体として上手くパッケージになっているのは事実で、このアタリは通信事業者自身がかなり強烈にコントロールするほかの端末とはやはり違う側面があるのは今更私ごときが言う話ではないわけです。でも、明らかに敵対関係であると目される両者がテーブルの上で片手で殴り合いながらテーブルの下ではもう片方の手でガッチリ握らざるを得ない状況があるということが改めて衆目に晒されたというのは、この一連の流れから得られたひとつの成果なのかもしれません。

 

何はともあれ、これでiPhoneで地図がマトモに使えるようになるのは嬉しいな、と。

 

 

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