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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

【週末ネタ】 家で余生を送る古いケータイ電話たち

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今まで何台ものケータイ電話を使ってきたのですが、機種変更の時に元の電話機を引き取る条件が付いていた時代のはともかく、ここ何年かについては全部いまだに手元にあったりします。不要になったらリサイクル、みたいな話があるのはもちろん知っている(というか立場上しらないと困る)のですが、何気にいろんな役目を持って居残ってしまったケータイの群れ。

 

とりあえず現役の目覚まし時計&定時タイマーに3個が活躍中

妻の目覚ましに1個、私の目覚ましに1個、そして子供の朝の準備リミットや家を出る時間などなど動く時間に合わせて一日に何度か鳴るのが1個。これは全部電話としての役目は終えましたが、家の中で実用品として生きているモノです。一部は人から譲り受けたりしたものもありますが、基本的にはかつてホボ13カ月ごとに機種変更してきたものの流れですね。

とりあえず電化製品としては実用なので、リサイクルするから回収しますよーと言われても微妙に困る。何年かの流れの中でそれぞれのケータイが、それぞれの音で、それぞれのタイミングで鳴るので、いまさら外せない。じゃ、高機能な目覚まし時計とかじゃできないの?とか、それこそ1個のケータイで設定しちゃえばいいじゃんとかの話は当然出てくると思いますが、たとえばワタシがたま~に出張に行く時などはそのうちの一つを持って行って・・・それなりの時間でセットしてつかっていたりすると、結局用途ごとに分離してしまった今の状態が一番楽なきがしていて、結果的にいくつかのタイマーというか目覚まし時計が並行稼働することに。

しかも、それらがすべてケータイ電話です。

 

そういえば昔、契約後即解約してケータイを安いデジカメとして使うって流れもありましたが

基本的に割賦での販売が主流になった今は、契約即解約というゲリラ的な動きはほとんど聞かなくなりました。でも下手に普通にデジカメを買うよりも結果的に同じ程度の画素数のデジカメ(の機能をもった別のモノ)を非常に安価に手に入れることができたわけです。今のような割賦販売の開始前のころで、ワタシ自身は今の通信業界に身を置く前ですが、いや、業際を越えた利用者の動きなんて誰も予測できないのでえらい騒ぎになった記憶がありますね。

ちなみにワタシの場合、デジカメとして生きているケータイはありません。一時期結果的に機種変更したあとに手元に残ったものをデジカメとして使っていたものがありましたが、最終的にバッテリーがもたなくなってしまい、今はタイマーで必要な時間にだけ起き上がる目覚まし時計のひとつになっています。正直、バッテリーを買い直すくらいなら、ちゃんとデジカメを買うべきでしょう、というのが目覚まし時計専用機にすると決めた時の結論でした。

汎用機を専用機みたいに使っちゃダメで、可能な限り専用機を使うべし、という自説の再確認。

 

ただ、コレクションとして、なぜだか手放したくないものも少しだけあります

いや、そういえば、別に何らかの思い入れがある訳ではないのですが、なんとなく手放しにくいというのも幾つかありますね・・・ と書きかけて、ふと気がつきました。機種変更の際に元の電話を返却というルールがなくなって以降、すべてのケータイが手元にあるんですね。前記のようにおもに目覚まし時計などとして現役で働いているモノ以外はほとんどバッテリーが駄目になっていて殆ど何の役にも立たないのですが、でも、やっぱりそれなりに一定の期間を一緒に過ごしたわけで、それを手元に置いておけるなら置いておきたいよね、という心境です。

あまり過去の自分の所有物に執着しない人なのですけど・・・ね。

 

ということで、こんなワタシは間違いなくケータイリサイクルの阻害要因

使わないなら、別に保管してるだけなら、単なる引出しの錘になってるだけならリサイクルに回してしまったほうが世の中のためになるんじゃないのか?という話。

ご説ごもっともです。

ちなみに色々と考えるところがあって、この夏休みには昔のガラクタや単に積み上げているだけの古いカタログ類や本の類を整理しようかと思っているのですが、古いケータイってのはひとつのターゲット。

ちなみに、過去十数年分におよぶパタゴニアのカタログとか、今は紙のカタログを発行しなくなった(日本の)The North Faceのカタログあたりは売れるんじゃないかとか妙な皮算用をしたりして・・・

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