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通信業界特殊偵察部隊のモノゴトの見方、見え方、考え方

こういう展示会のカップリングはいかがなものかと・・・

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昨日、HOSPEX Japan 2008というイベントに行ってきました。前のエントリーでも触れたように、今回は出展ではなく純粋に来場者。場所は東京ビッグサイトの東の5ホールと6ホール。ということで、出展している医療・福祉関連メーカーの人とちょっと話しをするぞと明確な目的意識を持って会場へ・・・

 

いわゆる業界イベントです

~医療・福祉施設のための専門展示会~

これが展示会のサブタイトル。いわゆる業界イベントです。たとえば手術室のベッドや照明もあれば、配膳のためのカートもあるし・・・ 本当に医療・福祉施設のための機器・機材・部材その他もろもろがテンコ盛りです。そこになんで通信事業者のイベント屋が行くのか?いや、これでもプリセールスの片棒を担いでいる部分もあるんで、それなりに目的はあったんです。

 

でも単独では難しい業界イベント

ある特定業界・業種向けの展示会を単独で開催するのはとても難しいものです。今回も当然併催イベントがあるのですが、余りに明確な目的意識を持っていたんで、何と併催しているのかについてはまったくチェックせずに会場に着きました。そして現場で初めて知りました。

 

併催しているのはジャパンホーム&ビルディングショウと、建築都市環境ソフトウェア展

そうなんです。完全に建築系の展示会です。よくある話で、入り口は展示会ごとにそれぞれ違うのですが、中は自由に行き来できます。で、実際目的だったHOSPEXの会場を一通り見たあと、そちらのほうに迷い込んでみました。どこからどう見ても建築関係の展示会です。壁、屋根、材木、ドア、窓などなどなど、基本は「家」ですが、建築関連のありとあらゆるモノがあります。照明周りとかは展示会やデモ施設などへの応用もありえるのでそれなりに面白いのですが、そもそもが建築という世界、そして建築業界に疎い私の場合、なんだか「ふーん」で終わってしまいました。で、ふと疑問。

なんでこのカップリングなんだ?

 

その後で気づく、自分の間抜けさ

もちろん目的であった展示会では医療関連業界の出展者ばかりでしたし(といいつつ、実は去年は唯一の通信事業者として出展してたのですが)、必要な人とは話ができたから良いのですが、なんだか医療関係と「家」を中心とした建築関連展示会とのカップリングがよく理解できません。なぜだろう?なぜだろう?

あ・・・

そこで初めて私はイベントのサブタイトルを読み違えていたことに気がつきました。

誤: 医療・福祉施設のための専門展示会
正: 医療・福祉施設のための専門展示会

禅問答みたいですが、要は医療と福祉の「施設」が対象の主体で、「医療と福祉施設」じゃない。そう。施設。だから建設関連になるんだ。

なるほどー

 

だめですね。修行が足りません。
目的は達成されたから良いのですが、「句読点打ってよー」と注文をつけるような私は、そもそもこの展示会のお客さんではないということです。

はぁ =з

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