T-Mobile G1
自分自身の所属するギョーカイ柄、これには触れないわけにはいきません。遂にT-Mobile G1発表。そう。GoogleのAndroid搭載です。でも、だから何が起きる?
T-Mobileの関連サイトは結構カッコよい。で、ある意味、話題の中心はこれに尽きるのは間違いない。指でふにゃふにゃスクロールさせたりするのはiPhoneちっく。でも画面をスライドさせると物理的にキーボードが出てくる。閉じたところはParmを彷彿とさせるデザイン(笑)
本体$179.99プラス2年縛り
正確には税金がかかりますが、本体は一声2万円弱。ふむー。
さらにT-Mobileのユーザーだと10月22日以前にお届けとのこと。ふむー。
マーケットの評価はこれからですが
このG1自体の評価はこれからですが、AndroidをOSとして持ったケータイが一体どんな使い勝手になるのかについての評価ももちろんこれから。SymbianやLinux系のリアルタイムOSとはどこかどう異なるのか、いったい誰をターゲットにしているのか・・・などなど、職業柄冷静に判断する必要があるのですが、iPhoneとは違う立ち位置、つまり氏素性がもともとケータイ端末であることを頭に入れつつ、状況を眺めてゆきたいと思っています。
ちなみに、こいつはスマートフォンと呼べば良いのか?
職業柄、どうしても端末についてはカテゴリー分けが気になるのですが、どうなんだろう?いわゆるブラウザフォンにあたるのか、スマートフォンと理解したほうがよいのか。このような形の端末が最初に出てくるのは予想できていましたが、さてさて・・・
ちょっと気になります。
でも本当はT-Mobileの現在のサービスインフラでどこまで使えるのかがもっと気になりますが
いわゆるワイヤレスブロードバンドとは言いづらい現状のT-Mobileのサービスインフラ。Android自身はサービスインフラと関係の無い端末の制御プログラムとツールキットの塊ですからサービスインフラの状況をあまり意識していないものですが、実速で数100Kbpsの現状のT-Mobileのデータ通信速度でどこまで何が使えるのか、ちょっと興味があります。また、ハードウェアとしての端末の設計上、今後登場するであろう高速通信サービスに簡単に対応することは非常に難しい筈なのですが、ロードマップとしてどんな風に考えているのだろうか。
とりあえず興味は尽きない、発表初日です。