わらしべ長者を英会話の先生に説明していて...
おはようございます。
気持ちのいい青空の朝です。あの執拗だった湿気もなくなりました。今回の台風は関東地方に来ませんでしたが、秋空を運んできてくれました。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□わらしべ長者現象
私も毎週水曜日に受けさせてもらっている社内英会話レッスン。そこでは、英語版エッセーを準備するのが私の宿題です。それをN先生ににネイティブチェックしてもらっています。チェックしてもらったものを流用して木曜日の社内向け【朝メール】のエッセーとして出しています。同時にITメディアにある【朝メール】ブログにも掲載しています。ブログには英語版がいつの間にかたまって53本。二年強で53本なので、平均としては隔週に1本くらいですね。
昨日もめまぐるしいスケジュールの一日でした。通常はお昼休みに英語版エッセーを準備してレッスンに向かうのですが、昨日はそれができませんでした。そういう時には、レッスンの内容がかなりランダムな話題になる傾向があります。
その話題の中で、「英語版エッセーがすでに53本にもなっている」ということから、書き始めの頃のエッセーを音読していました。「石の上にも三年」という内容のエッセーのところで、「ビジネスや人生には、わらしべ長者現象がある」というような話題になりました。N先生、「わらしべ長者」を知らなかったので、説明を試みました。
「神様に最初につかんだものを大切にせよと言われる。
→転んで最初につかんだのがわら。
→わらとアブを組み合わせる。
→通りがかった子供にせがまれあげる。親からはお礼にみかんをもらう。
→のどが渇いて死にそうな旅人に出会い、みかんあげるとお礼に反物をもらう」
と、ここまでは順調に。ところが、その先が思い出せません。ネットを検索してみたら、わかりました。
「→死にかけた馬に困っている侍に出会う
→反物と交換
→水をやってみると馬が復活
→旅に出る人が馬と引き換えにお屋敷で住んでいいと提案
→家主が帰ってこないときの約束通りお屋敷が自分のものになる」
でした。わらがお屋敷に化けたわけですね。するとN先生、すかさずカナダで似たような実話があったと。「Kyle MacDonald の red-paperclip」です。
閑話休題。
先日の人生時計ではないですが、3年スパンで見ると、「わらしべ長者現象」が起きていると実感するのですね。そして、それが見事に積み重なっていくのです。さらに「わらしべ長者」は、一本の道筋で起きているのではなく、並列で、様々なタイミングで起きているのです。これは人生においてもビジネスにおいてもそうなようです。
あるきっかけが3年後に見てみると、「あれ無くしては」や「あれをやらなかったのは運がよかったなぁ」というのはザラです。様々なきっかけで大きく現在が流れてていて、それがお互いに関係している。
わらしべ長者をN先生に説明していて、そんなことを改めて思い出したのです。