かなり効果的:一人ひとりが毎月経営陣の前で業務報告をするスタイル
おはようございます。
雪は空振り。ただし道は一部凍結しています。靴が滑りますね。
===ほぼ毎朝エッセー===
□□期限の重要性
四番町に図書館があります。そこではCDやらDVDやらも無料で貸してくれます。そして、そこで自分は別冊ニュートンを借りるのが楽しみになっています。最新の科学で分かってきている光とか重力とか時間とか。様々な物理現象を、イラストにして説明してくれる本たちです。雑学も増えますね。
例えば、体重をシンガポールで計ると東京で計るよりも2%ほど軽くなるとか。あるいは北極点で計ると3%ほど重くなるとか。
例えば、時間を感じる脳は3か所あって、過去の記憶をつかさどる部分、今の瞬間を感じる部分、そして、1日サイクルで生体時計をつかさどる部分。確かに時間をどのように認識しているか、改めて考えさせられます。
閑話休題。タイトルの「期限の重要性」について。
営業職には期末や月末に数字を追いかける習慣があります。数字を達成するか否かで雲泥の差が体験できます。ところが、世の中には数字で把握できないような仕事も多数あります。どうしても時間とともに流れていってしまうのです。
「よし、やるぞ!」と瞬間瞬間には気合いを入れても、時間が過ぎるとそれを忘れてしまって、ないがしろにしてしまうのは、どうやら、前述の時間を認識する感覚が3か所に分かれているのうの構造がワナなのでしょう。その瞬間瞬間の時間感覚と記憶に残る時間感覚に連動していない部分があると思うのです。
では、どうしたらこのワナを克服できるのでしょうか。
それには「期限を意識する」ことにあると考えます。
よくマンガ家や小説家がパワーを発揮するというあの締切効果です。業務に締切を設けて、それを死守するゲームにするのです。
定期イベントも効果的です。
「このときにあのイベントがあるから、その前までにあれをしておこう」というようなこと。あるいは、週次、月次でのイベントを敢えて設けるのです。
これらは「緊急では無いけど重要なこと」を着実に実施するためのコツですね。そういう意味でも、e-Janでやっている、各グループ毎に個人個人が自分の業務を、月次で完結にまとめて経営陣の前で10~15分程度で報告するスタイルの「月次報告会」は効果が大きいようです。
自分には皆の抱える問題点や課題などが見えてきます。発表者側には、発表の仕方やポイントの伝え方などのトレーニングになるだけでなく、自分の業務の重要性について会社の経営的視点での咀嚼ができているはずです。
月次報告会は全社活動にしてから約1年になります。発表の内容も方法も格段によくなりつつあります。一人ひとりが頼もしく成長しているということもよく分かります。
準備する側も大変とは思いますが、正直なところ、集中力を維持して詳細に聞いて質問をする側も「かなり大変」なのです。はい。でも、自分にとってはいい頭のトレーニングになるし、皆の頑張りをしっかりと伝えてもらう場でもあるので、こちらも頑張っています。
より高みを目指すため、真剣勝負でクオリティの高い瞬間瞬間にしていきましょう!
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※今朝のエッセーは社内メッセージに変質してしまいました。m(__)m
PS: 昨日の作品集に追加あり(笑)