猫の手からも学べる、仕事を面白くするコツ
おはようございます。
昨日までの雨から一転、スカッとした青空です!
===ほぼ毎朝エッセー===
猫を観察していると、彼らの遊びが面白いです。例えば、ボールを猫の手でつつくにしろ、あえて、届きづらいところに持っていって、体全体でなんとか届いてつつくのです。そう、ゲームを面白くするためのチャレンジです。
人も同じことだと思います。普通にできることでは足りなくなってくる。より難しいことにチャレンジする。するとそれがクリアできたときの満足度が高まる。登山しかり、遊びしかり、スポーツしかり、仕事しかり。難しければ難しいほどその達成感は大きくなります。
一方、「自分には無理」と思うと興味は薄れます。例えば私にとっての柔軟体操。ヨガの先生を見ていると「同じ人間とは思えない」と諦めが先行してしまいます。
そこで仕事を面白くするコツです。
仕事が「降ってくるもの」「与えられるもの」ととらえるのではなく、面白い「ゲームのようなもの」と捉えてみるのです。嫌な単純作業や面倒臭い作業などは誰にだってあります。会社経営をしたってアルバイト時代と同じことです。
でも、そこにちょっと知恵を使ってみるのです。自分が新しいやりかたで同じことをやった、今までにないスピードで同じことができた、あるいは、できたことをデータ集計して眺める。そういったゲームの要素を取りいれることで、「降ってくるもの」「与えられるもの」と見えていた仕事に突如別な一面が生まれてくるのです。
そして、一番嬉しいのは、それを通じて周りに貢献しているということです。日本文化では貢献していることを素直に誉めてくれる人は少ないです。アメリカ文化では誉めることを上手に使っています。
でも、簡単な方法があります。
自分でデータを集計して、自分で貢献度を見つけてしまうのです。それを簡潔に報告してみる。内心「もっと誉めてぇ!」でもいいのです。
貢献している自負があることに基づく仕事は強いです。猫もチャレンジした難易度とかを自分で記録したりしたら、もっと高度なことを自己開発するのだろうな、などと、彼らの遊び方に思うのでした。