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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

UI多言語化で目論んでなんとか上手くいった新手法

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おはようございます。

早朝は普通に寒い季節になってきました。
今週末、インドから来日するKさんがちょっと気の毒。

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===ほぼ毎朝エッセー===


お客様からCACHATTOの多言語化を要望されています。それで、具体的に進めようと考えました。

まず考えるのは翻訳業者を使うことです。ところが、これでは「普通」のやり方。工夫がありません。さらには、費用も膨大なものへと膨らむでしょう。

次に考えたのはその言葉のネイティブを雇ってしまうこと。ところが、その仕事だけではさすがにもったいないです。さらに、その言語の人と的確に巡り合えるかも疑問です。

「翻訳をこまごまと継続できる能力を組織として身につける。
  はたしてどうすればいいのだろうか」

この方法を考えていたときに、Darden (バージニア大学のMBA校)後輩の大塚さんが使っているという、アウトソーシングのサイト、oDeskを活用できないかと思いつきました。

そのいきさつは、6月にブログに記載してあります。
http://blogs.itmedia.co.jp/shiro/2013/06/odesk-8d3f.html

そこで、7月からの3ヶ月、大塚さんにコンサルとして入ってもらいながら、実際に英語、中国語と翻訳を進めました。

製品への反映では、CACHATTOのユーザーインターフェースは、いわゆる垢抜けた英語表現へと変更でき、年明け新バージョンでは中国語対応もしていきます。

今は社内リソースだけでドイツ語対応の翻訳に入っています。年末にはタイ語に着手する計画です。

実際にプロジェクトを進めると、一筋縄ではいきませんでした。現場では日々議論をしながら、まさに試行錯誤だったのです。

そのあたりのいきさつは、大塚さんが昨日ブログにレビューを載せてくれています。ご参考まで。
http://www.masafumiotsuka.com/2013/11/global_ojt.html

いずれにせよ、翻訳業者に出すことなく、各国語の社員を増やすことなく、何とか必要な能力を組織として身につけることができました。

このような、仕事のやり方自体を考えて、果敢にチャレンジして、工夫しながら成果を挙げていくということ。これが、e-Janネットワークスという会社の、根っこにある文化や価値なのだと思っています。

楽ではありませんが、こういうことが未来を創造していきます。

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