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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

新製品開発って継子扱いされやすいんだよな…(ぼそっ)

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おはようございます。

今朝も綺麗に晴れて放射冷却。風は少ないですが寒いです。
でもまだコートもマフラーも手袋も無し!
(何を頑張っているのやら^^;)

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===ほぼ毎朝エッセー===

新製品の開発は隙間にあります。メインにやっていることと別途やっていることの間。そのゾーンに注目して引っ張り出すのです。するとユニークなものが生まれていきます。何もないところからポンと生まれるものではないです。アイディアとは二つのものの組み合わせだとも言います。

この特性ゆえ、新製品の開発は継子扱いされやすいです。メインの業務をやっている人には、ある意味余計な仕事。別途のことをやっている人にも、引き戻され感あり。

開発者というのは、この継子扱いをされる部分に、如何に魂を込めて、愛情をかけて、注目してもらい、成長するのを見届ける必要があります。

当初から完全なものは無いので問題も多い。実験的にうまくいったとしても、製品として安定的にパフォーマンスを出すのは格段に難しい。だから、そのデキの悪い間も信じて完成形へと持っていくための根気が必要だったりします。

これって、子育てに似ているのでしょう。

人と人との間に生まれる子供。あるいはもらわれてくる子。どちらにしても、その子を信じて、気持ちを入れなければいい人間には育っていかないです。そして、信じて気持ちを入れるのが両親である必然性はありません。コミュニティーからのものでも大丈夫。

きっと新製品もそうなのでしょう。

だから、うちではコミュニティーとして、つまり組織全体として、新製品に気持ちをいれて育てていく、そういうスタイルにしていきましょう。

子供がそうであるように、新製品が未来を担っているのですから!

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