トラブルは「悪いニュース」ではなく「自分たちへの警告」
おはようございます。
曇りがちの空です。昨日の天気予報では今日は「春本番」とか。
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お恥ずかしい話なのですが、今週の月曜日にトラブルを発生させました。
CACHATTOのお客様用サポートサイトやお問い合わせサイトの、暗号化キーの期限切れを起こしてしまったのです。月曜日は朝からそれらのサイトにアクセスすると「不正なサイト」との警告が出てしまうという事態になりました。現場では急きょサイトを「メンテナンス中」として、緊急対応をしてくれていました。月曜日の朝10時半には問題が解決します。最小限の被害ですみました。
原因はいわゆるケアレスミスです。
期末に向かって「超」多忙になっているこの時期に期限切れを見逃してしまっていたのです。この手のことはダブルチェックとカレンダー化によって避けるしかないです。軽微な影響といえども、トラブルはトラブルです。反省しましょう。
さて、そのことから、さらに深刻な問題が発覚しました。
会社サイトへのお問い合わせフォームが一部機能していないということが判明したのです。約1年ほど機能していませんでした。暗号化キー期限切れトラブル関連で、念のためにとテストをしていたところで見つかりました。
会社への問い合わせは、それほど頻度多く来るものでもないので見逃していたわけですが、おかしいと思わなかったことなど、アンテナ感度が低かったことを反省することしきりです。問い合わせをしてくれた人の気持ちを思うと申し訳ない気持ちでいっぱいです。
トラブル自体は嫌なものです。ところが、今回のように、それに対処して向かい合うと、別な発見へとつながることがあります。今回のことは、「悪いニュース」を紐解いていくと、結果的には「自分たちへの警告」になるという実体験なのだと思いました。
メール版の【朝メール】では「悪いニュース」という表現を使わず「その他特記事項」と表現しています。「悪いニュース」は、進んでいる方向が悪いことを示している警告であるからです。
故に、正しい情報の伝達は何よりも大切なわけです。
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さて、ある先輩経営者からメッセージをいただきました。ありがたいです。引用させていただきます。
以下引用==>
3月15日【朝メール】の”悪い報告を素早く上げる会社はいい会社”で取引先とのトラブルについての記述があり、悪い情報が早く報告されていて大変よかったと思いました。
経営の基本は正しい情報の伝達です。新しい分野の取引が増加し受注が伸びれば品質や納期や入金などについて悪い情報も増えることが考えられます。そして悪い情報ほど早く報告されれば早い対応が出来て経営への影響をミニマムにすることが可能になります。特に品質は商品の信用の問題にもなるので重要です。
従って経営の規模が大きくなり社員数が増えても常に正しい情報が遅滞なく上司に報告される企業風土が求められます。悪い情報は報告を受ける側も楽しくはないでしょうが、いくら悪い報告でもそれを正しく理解する忍耐が必要です。
期末が近くなりました。2月に経営計画の目標をクリアしたとのことで今期の業績が楽しみですね。
<==以上引用終わり
事業規模が大きくなっている今だからこそ、改めてこの文化を大切にしたいと思いました。トラブルは「悪いニュース」ではなく「自分たちへの警告」です。
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※20120322 10:48 語句の統一のために、文を一箇所変更しました。 「証明書」→「暗号化キー」
※20120324 12:12 誤字修正しました。 「自体」 → 「事態」