日本時間を2時前倒しにする「復興促進シフト」の提案
おはようございます。
今朝は昇ってくるオレンジ色の太陽が印象的でした。その早朝の太陽の光を浴びながら、得た直観について記述してみます。
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ここのところ明らかに横須賀線は始発~3番目の乗車率が上がっています。早朝に会社に出るようにしている人が増えているようです。電車の間引き運転への対応でこのシフトをしているのでしょうか。そして皆さん体験しているのでしょうが、早朝に出て早々に帰宅する。これはとてもいいパターンだと思います。
ここにきてサマータイム導入の是非が議論されています。昨日、竹内克志さんがIT的視点から『電力不足に対応するための「夏時間」採用は難しい』との問題提起をされました。国産ソフトウェアはサマータイムを前提としていないから大トラブルが想定されると。
世界中の先進各国がやれているのに、日本においては国産コンピュータソフトの都合から時間が変更できないなどというのは残念なことだと思いました。ただ、根本的なニーズがあるのでこれは是非とも克服すべきでしょう。
さて、これを踏まえて、とても大胆な提案をしてみます。「復興促進シフト」として、ワンショットで、この数年間、2時間ほど日本の標準時間を前倒ししてみてはどうでしょうか。従来から疑問に思っていました。日本は、緯経度の割合にオーストラリアやニュージーランドや、他のアジア諸国と比べて、社会の活動開始時間が遅いです。
「復興促進シフト」のメリットデメリットを列記してみましょう。
■メリット:
・朝の涼しい時間に活動が開始できる
⇒午前の涼しいうちに大半の仕事を終えてしまえます。・通勤が楽 (汗をかかずに通勤できる)
⇒これは実証済みです。本当に楽ですよ。・午前中は冷房電気の使用量が少なくなる
⇒冷房排熱総量が減るので都市部の温度上昇が遅くなる・暑いさかり、従来時間の午後4時には帰宅できる
⇒ナイターの時間も天然の光で実施できますね。・これからの季節は夜9時、10時まで明るい
⇒復興野外作業には太陽光が重要です。このためだけでも実施すべき。・帰宅後の明るい時間をボランティア活動など、野外活動に費やす
⇒夜、暗くなるとどっと疲れがでるものです。明るければ人生二毛作。・夜間照明に必要な電力が節約できる
⇒家庭でのエネルギー消費は約4割が照明と動力、3割が給湯、2割が冷暖房・株式市場が2時間早く開ける
⇒他のアジア市場に対して世界の動きを早く反映できるのはメリットです。
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■デメリット:
・コンピュータソフトウェアの時間をシフトする必要がある
⇒ワンショットでやってみる。・早朝が暗い/冬は寒い
⇒九州など西部はより顕著ですね。
⇒早朝にエネルギーピークがシフトする可能性があります。・夏場は夜間がいつまでも暑い?
⇒冷房排熱による不快指数上昇の割合ってどれくらいなのでしょうか。
⇒打ち水や、夕方の風を感じる生活に戻れないのでしょうか。・夕方の一定時間を冷房使用禁止時間にしてみる
⇒これは試みとして面白いかも知れません。※のる様コメントにより下記↓を20110329 11:00に追記
・時間をシフトする際に睡眠障害や不注意などの問題が発生する可能性がある
⇒サマータイムは年2回の時間シフトがあるからですね。固定してしまえばいいか。
精神論になりますが、震災をきっかけに「我々は変わったんだ」「復興に全力をかけるんだ」と。何らかの生活パターンを変更することは大いに意義があると考えます。少なくとも、電力消費量にキャップがあるという、待ったなしの状況がすぐにやってきます。
個人的には過去7年、3時間ほど生活パターンを朝にシフトして、大いにメリットを得ました。生物として、日の出と日の入りを意識しながらいることは、本来の生き方なのだとすら思っています。早起き、勤勉。力がストレートに発揮しやすいです。
日本全体の国力を上げたいのであれば、時間そのものをシフトしてしまうというのは「あり」だと思いませんか?
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※20110329 11:00 緯度→経度、間違えました。