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ビジネスモバイルITベンチャー実録【朝メール】から抜粋します

Pocket Wifi 使用レポート(1)

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★イーモバイルから出たPocket Wifiをポケットに入れて街中に出ています。

【朝メール】20090119より__

===ほぼ毎朝エッセー===

□□通信環境がもたらす変化

昨晩は実家のパソコンをみようとビックカメラに立ち寄りました。候補はASUSのUL20AかACERのAS1410です。ともにWindows 7、ワイド画面です。電池の持ちも7時間程度と長いとのスペックです。実際に触ってみないとどちらがいいかが分からないので、パソコン売り場に行きました。店員さんにその機種のところに案内してもらいます。ともに59,800円で出ています。

しばらくすると別な店員の人が話しかけてきます。目の前のパソコンについて簡単な質問をするのですが、どうも要領を得ません。どちらかというと、こちらの方がいろいろと説明していたりりします。不思議に思い、その人のほうをちょっと見てみると、EMのマークがついている服を着ています。

「あ、イーモバイルの方だったのですね?」

そう聞くと、その人は嬉しそうにこたえます。そして、手にはPocket Wifiのカタログを持っています。

「はい、今日、下で大騒ぎをしている、イーモバイルです。」

「あぁ、今日、18日ですからPocket Wifiの発売日でしたね。
  これ、注目しているんですよ!」

そう、Pocket Wifiというものが昨日発売されました。7.2Mbpsの回線速度でインターネットにつなげて、そこからはWifiルーターとして機能するデバイスです。5台の機器が接続できるとのことなので、自宅などでわざわざインターネット回線を引かなくても、これひとつで無線LAN環境が作れてしまいます。そういう人も増えてきますね。固定電話を持たずに携帯電話だけで暮らす人が増えるように。発展途上国ではネット接続にはこちらが標準になる可能性が高いとみています。

もうひとつ注目している使い方が、外出時にPocket Wifiをポケットにしのび込ませて、それこそPSPやiPod touchでネットにアクセスすることです。あるいは廉価版のネットブックを、そのWi-Fi機能だけできっちりと使えます。今のように無骨なPCカードや USBを差し込まなくても使えるのがいいです。専用ドライバーが不要なのもポイント高いです。ubuntuベースのDELLノートPCもいよいよ出番です。数名でお客様訪問をしたとしても、それぞれのノートPCがこれ一つでネットにつなげます。Sharpから出ているNetwalkerなども、こういったデバイスと組み合わせると初めて本領を発揮するというものです。

UQ WiMAXの電波の直進性が弱点なのに対して、少し周波数が低く、アンテナの充実度も先行しているイーモバイルの方が今なら実用性も高そうです。今のところ残念ながら21Mbpsではありませんが、実用性にはそれほど問題は無いでしょう。さらには、そのままバリューデータなどの軽いプランを使うこともできるので経済的です。いろいろなポテンシャルを感じさせます。

恐ろしいもので、あっという間に旧来の3G回線は「遅い回線」というレッテルが貼られる時代になってきました。

「革命を起こすんです!」

イーモバイルの人、「革命」と書いてあるポスターを指さして張り切って言っていました。今日、天王洲の帰りに有楽町に寄って1台法人契約で調達してきます。いろいろと試してみましょう。伊達さんが取ってきてくれた登記簿謄本、早速使いますね。

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★早速その翌日、購入しました。ノートPCに特殊なドライバーを入れずに無線LANとして動くのがなんとも気持ちいいです。社内で通信速度を図ると 1Mbps強出ています。社内無線LANの速度が23Mbps程度なので、そこには遠く及びませんが、イーモバイルの公証が7.2Mbpsですので2割程度、それなりの数字です。そして驚いたのが、会社の一番電波が入りにくい会議室でも同じ程度のスピードが出ていたことです。これは正直なところ、携帯でぎりぎり入るauや、全く入らないソフトバンクの3G回線よりもずっと優秀です。

待ち受けは100時間、ルーターとして通信すると4時間もつという電池は、最悪切れた場合にはパソコンのUSBから補給しながらでも使えるとのことです。なお、パソコンのUSBからだとフル充電まで10時間ほどかかるとのことです。電池が切れた時でもUSB接続で何とかなるというのはいい設計かも知れません。

PSPからのコンテンツダウンロードも全くストレスなくできるようだし、iPod touchもこれで立派な、電話のできないiPhoneに変身です。楽しみなデバイスが出てきました。さらに、使わないときにはお金が少なくて済むというさまざまな料金プランが用意されていること、料金プランの変更が手数料なしでできることなど、なかなかユーザーフレンドリーです。明日は横須賀線での走行時接続速度と安定性を報告したいと思います。

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Comment(2)

コメント

> 最悪切れた場合にはパソコンのUSBから補給しながらでも使えるとのことです。
これを知りたかったです。いよいよいい感じですね。

無線LANってあまり意識しないけど長時間だらだらと使う傾向がありますよね。だから確かにご心配どおり意外と電池が心もとないです。その点、内臓型のUQ WiMAXのほうが電池の心配要素が減っていいですね。何せ、iPhoneだ携帯だPocket Wifiだパソコンだと、電池の心配ばかりをしている今日このごろですから。。

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