[告知] セミナー:インフラ輸出の現実的アプローチ(主催:新社会システム総合研究所)
インフラ投資ジャーナルでテーマの1つにしている「インフラ輸出」(日本企業による海外でのインフラビジネス展開)に関して、新社会システム総合研究所さんの主催によりセミナーが開催されることになりました。僭越ながら、わたくしが講師を務めさせていただきます。
開催日時:2011年4月25日(月)午前10時〜午後0時
会場:SSK セミナールーム(東京都港区西新橋2−6−2 友泉西新橋ビル4F)
受講料:本ブログをご覧の方は特別割引で1名様2万1,000円(税込み)(一般の方は2万6,250円)。こちらのページからお申し込みいただければ特別割引となります。
ふだんこのブログでは書いていない実務的な事項について、かなり突っ込んでご説明いたします。
インフラ輸出ビジネスは、一方の相手が外国政府ということもあり、いわく言いがたい難しい事項が多々あります。そうした事項について、収集している事例からも知見を得ながらご説明します。
内容構成は以下のようになっています。
1.各国のインフラニ−ズとPPP制度整備状況
・ インド
・ ベトナム
・ インドネシア
・ タイ
・ その他(トルコ、チリなど)
2.先進国と新興国のインフラPPP事例、その違い
・ 欧州事例:フェアな公開調達=先進国
・ アジア事例:政府高官とのチャネルが重要=新興国
3.海外PPP案件、ファイナンスの課題と対応
・ 投資案件としての性格
・ 特別目的会社における自社の出資比率
・ プロジェクトファイナンスがクロ−ジングするまで
4.リスクと対策
・ 政権交代による事業継続性リスク
・ インフラオペレーション事業の収益シミュレーション
− 卸売りタイプ(新興国における独立系発電事業など)
− 対消費者タイプ(高速鉄道事業など)
・ マネジメントするグローバル人材の確保、育成
5.商社が取ってきた段階的なアプロ−チ
・ 機器納入→EPC契約→包括的PPP受注
・ 各国政府窓口との関係構築
6.特別目的会社の売却によるオペレ−ション事業からの撤収
・ 事例紹介
7.競合国のインフラ事業政策
8.今後の展望と新たなビジネスチャンス
ふるってご参加ください。