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株式会社インフラコモンズ代表取締役の今泉大輔が、現在進行形で取り組んでいるコンシューマ向けITサービス、バイオマス燃料取引の他、これまで関わってきたデータ経営、海外起業、イノベーション、再エネなどの話題について書いて行きます。

あると便利な「救援物資マッチングサイト」、仕様のメモ

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■考えていること

阪神大震災の時には、個々の避難施設に届いた救援物資が「余ってしまった」ことが大きな問題になりました。救援物資を送る個人の気持ちとしては、はやる思いで、食料や衣類などを梱包して避難所に送るわけですが、受け取る側では、特定のジャンルの品物が膨大に届き、別な品物についてはまったく足りないという風になりがちです。

資源配分のミスマッチが起こっているわけです。

資源配分を正しく行うためには、ネットワークをうまく使って、救援物資を必要とする側と、救援物資を送りたい側とをマッチングさせてやる必要があります。

救援物資のマッチングサイトがあると望ましいです。

「救援物資マッチングサイト」があれば、非常に特殊なモノを必要としている避難所がそれをネットで公開するだけで、たまたまそれを見た個人が「よし、私が送ってあげよう」と思い、送付の手続きを終えて、「今送りましたー(^^)」と報告することができます。その特殊なニーズが、すぐに満たされるようになります。

また、「救援物資マッチングサイト」があれば、避難所側で仮に余っているモノがあった場合にも、サイトを見て、それを必要としている避難所に転送してやることもできます。

いずれにしても、必要としているモノ、そして送ろうとしている/送ったモノを可視化するサイトには、非常に大きな存在意義があります。数千の避難所において、数万アイテムの救援物資に関して過不足が起こることを未然に防ぐことができます。

私はプログラムが組めないので、どなたか「やる!」という方が、以下の仕様に沿うものをお作りになってはいかがでしょうか?各携帯に対応したインターフェースを除けば、1〜3日程度で組める内容ではないかと思います。

なお、以下の仕様ラフは、なるべく軽く組むことを眼目としています。

■仕様のメモ

[サイト概要]
・個々の避難所の担当者は、必要な救援物資の内容を登録できる。
・物資の内容の登録は、物資を送付する人が送りやすいように「ある特定の単位(1ダース=12本等)×単位数」という形で行う。
・送付する人は、送付が完了した後で、このサイトで送付したことを報告することができ、登録されている単位数の消し込みができる。

[基本要件]
データ
・最大登録ユーザー数999万9,999名(余裕をみてもう1桁多くてもよい)
・最大登録物資件数999万9,999件(同上)

サーバー処理能力(企業様によるご提供を想定)
・ウェブサーバーにおける最大同時処理セッション数 数十万
・最大同時処理トランザクション数 数万

*当面はサイトにアクセスが殺到する可能性があります。

インターフェース
・PCブラウザ(主要なブラウザ)
・携帯(ドコモ、au、ソフトバンク。なお携帯向けインターフェースは、後からAPIで引き出して別な方に組んでもらってもよい)

[機能群]
▼ユーザー登録機能群
・ユーザー登録機能
 ID、パスワード、メールアドレス、氏名
・ユーザー登録解消機能
 IDとパスワードにより登録を解消

▼避難所が必要な救援物資を登録する機能群
・避難所登録機能
 SSLセキュアページ
 都道府県名、市町村名、避難所名、住所、電話番号(あれば)、メールアドレス(あれば)、担当者名(登録ユーザーに限る)、避難人数、備考(2000字)、Google Mapによる場所入力(URL)

・必要な救援物資登録機能
 登録する際にはID、パスワードによるログイン必要
 救援物資名、救援物資の単位を構成する数(1.5リットルペットボトルの水の場合なら「8」本で1単位)、必要な単位数(8本単位の1.5リットルペットボトルが「20」単位必要ですということを伝えるための数)、いつまでに必要か、メッセージ欄(2000字)、担当者名、担当者連絡先(あれば電話番号、メールアドレス必須→登録機能が使えるなら最低限フリーメールアドレスを取得できるはず、ユーザー登録時にもメールアドレス必須)
 登録内容を事後に編集できる
 登録ユーザーに対する登録内容、編集内容を報告するメール
 送付報告ユーザーに対するメッセージができる(以下の「送付報告」を行ったユーザーにお礼のメッセージを送信することができる。メッセ字内容は相手のユーザーにメールで送信されると同時に、救援物資内容表示ページに表示される)

・必要な救援物資を登録したユーザーが必要量を修正できる機能
 必要な単位数の修正、いつまでに必要かを修正、メッセージ欄内容を修正
 登録した必要な救援物資の情報をすべて削除できる

・必要な救援物資や避難所名を検索して表示する機能
 検索対象フィールド→都道府県名、市町村名、避難所名、救援物資名、メッセージ欄
 表示→Googleサイトサーチを組み入れる

・必要な救援物資を表示するページ関連の機能
 都道府県によるインデックス
  下位インデックス 市町村名によるインデックス
   下位インデックス 避難所名によるインデックス
 避難所名にひもづけられる個別の救援物資について1ページにまとめて表示するページ
 登録されたすべての情報を表示
 特に「必要な単位数」については、ダイナミックに変更されるものであることがわかる表示
 救援物資内容を表示する領域の下に以下の「送付予約」「送付報告」に関連した内容を表示できる領域を持つ
 コメント欄を備える(一般的なブログにあるのと同様のコメント欄。コメントツリーが長くなることがある)
 HTMLのページタイトルは本サイト名、都道府県名、市町村名、避難所名、救援物資名を並記
 登録内容サマリーをTwitterにツイートできる
 登録内容サマリーをFacebookに流すことができる
 Facebookのいいね!ボタン

▼救援物資を送付する人のための機能群

・救援物資の送付を希望する人が「送付予約」ができる機能
 IDとパスワードでログイン
 特定の救援物資内容表示ページにおいて、「送付予約」ボタンを押すと、以下の入力ウィンドウが出現
 入力ウィンドウでは、自分の名前(ハンドル可)、送付予約をする単位数、送付予定日、メッセージ(800字)を入力できる
 入力内容の確認→登録
 登録した内容は、救援物資内容表示ページに表示され、単位数は登録内容に基づいて減っている
 登録内容を報告するメール
*単位ごとに送付できるのは、個人の負担を軽減する意味がある。

・救援物資の送付を希望する人が「送付報告」ができる機能
 IDとパスワードでログイン
 特定の救援物資内容表示ページにおいて、「送付報告」ボタンを押すと、「送付予約」と同様のウィンドウが出現(自分がすでに登録した内容の「送付予約」がそのまま出てくる)
 入力ウィンドウでは、「送付をしました」ボタン、単位数、送付日、メッセージ(800字)を入力できる
 入力内容の確認→登録
 登録した内容は、救援物資内容表示ページに表示される。
 単位数は、自分が送付予約をした単位数に達するまで、何度でも送付報告ができる
*小分けした送付を可能にする
 送付報告で登録された内容は、登録者本人と、救援物資登録をしたユーザーとにメールで送信される

▼トップページ表示機能群
・登録された救援物資の新着リスト表示機能
 都道府県名、市町村名、避難所名、救援物資名
 メッセージの冒頭100字程度
・まったく送付予約が発生しない救援物資のリスト表示機能
 送付予約が付かない救援物資をランダムに表示
・送付報告された救援物資の新着リスト表示機能
 都道府県名、市町村名、避難所名、救援物資名
 メッセージの冒頭100字程度

▼管理者用機能群
・登録ユーザーメールアドレス抽出機能
 全ユーザー、救援物資を登録したユーザーのみ、送付予約および送付報告をしたユーザーのみ
・ユーザー情報管理機能
 ユーザーからの申し出等により、ユーザー登録内容を変更できる。ユーザー登録を削除できる
・救援物資登録内容を検索できる
 登録者IDで、避難所名で、救援物資名で、送付予約者IDで、送付報告者IDで
・必要に応じて(虚偽等)救援物資登録内容を編集できる、削除できる
・全サイトで救援物資登録を停止することができる
 停止している旨をトップページに表示
・全サイトで救援物資送付予約を停止することができる

[あると便利な機能]
・登録された救援物資関連データ、送付予約ステータスおよび関連データ、送付報告ステータスおよび関連データをAPIで外部サービスに出すことができる機能

[サーバーについて]
・システムができあがったあかつきには大々的に告知して、スポンサーとなっていただける企業様を募り、大量のトランザクションにも耐えられるようにしましょう。

なお、このメモは単なるたたき台程度ですので、必要に応じて自由に改編していただいて構いません。著作権的な権利についても放棄します(つって、そんなたいそうなものではありませんが)。適宜、自由にお使いください。

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