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macOS Tahoeは不具合が多いかも

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メジャーバージョンアップの最初は細かな不具合が残るのは仕方ないかもしれませんが、macOS Tahoe 26.0はひどいと思います。Liquid Glassで見かけをきれいにしただけでなく、内部をいじくり回して改悪した印象です。Liquid Glassの見栄えは好みなので、古のiOSでのskeuomorphismの悪夢(見かけは大袈裟に綺麗だが、機能的には不具合が多かったり無駄だったり)の再現にならないことを願います。

僕が最も迷惑を被っているのは、Time Machineでバックアップを取れないこと。前のバージョンから引き続いて使っているNASにバックアップしようとすると、バックアップの準備中の後、ディスクがないエラーになります。ファイル共有プロトコルはSMBで、同じ不具合を訴える人がそれなりにいます。そのうち、バックアップデータが壊れたようで、初期バックアップになってしまいました。それでもエラーになるのは変わりません。実験として、NASの設定をSMBとAFP (Apple旧来のファイル共有プロトコル)にしても変わらず。AFPのみにすると、もちろんデータが見つからず。バックアップデータは壊れたのだろうと諦めて、データを消して初期バックアップにしても同じエラー。お手上げでしたが、以下の情報を元にボリューム名を変更したところ、バックアップが始まりました。これが正式になるとは限らないので、妻のMacはTahoeに移行しないで待ちます。

次はなんとか使えているものの、使い勝手が悪くなったのと不具合が絡んで、イライラするミュージック。メニューで「ステータスバーを表示」にしても表示されません。複数の曲を選択した時の再生時間の確認に便利に使っていました。さらに、曲再生状態を表示するエリアが上から下に移り、曲の一覧を覆い隠しています(もしかするとスターテスバーも)。そして、元の場所は、無駄な空間になっています。これらのレイアウト変更で、操作時のポインター移動が無駄に多くなりました。
ミュージックの終了時に必ず落ちる現象が出ましたが、再生先がShairport-syncとAirPlayの組み合わせの時に落ちることに気づきました。例えば、再生先をMac自身、あるいはApple TVにすると落ちません。そこで、Shairport-syncをAirPlay 2にしたら、やはり落ちません。AirPlayとの問題なのか、Shairport-syncのAirPlayとの問題なのか。これまでのmacOSでは問題ありませんでした。これまでAirPlay 2を使ってこなかったのは、iOSでは問題ないものの、macOSのミュージックから再生すると、最後の曲の再生履歴が更新されなかったからです。この現象は、Shairport-syncに限らず、AirPodsでも発生していたので、おそらくミュージックの不具合で、Tahoeでは直っているようです。

iPhoneミラーリングでミラーリングするiPhoneを選択できません。つまりは新しいiPhone 17 Proをミラーリングできない状態です。

Launchpadが無くなり、アプリ一覧がSpotlightに謎の分類と名前順に並ぶだけで、並び替えできなくなったのはとても不便です。なぜか、Firefoxはその名前で検索しないと出てきませんが、その後に出てきました。全てを表示しているのではなさそうです。全部Dockに登録するのはありえないし。

最後にiOS 26。こちらはmacOSのような致命的な不具合にはあたっていませんが、Safariのタブを閉じるのが面倒になって気になっていました。ある時、設定で、タブを標準のコンパクトから、上もしくは下にしたら、元に戻ることに気づきました。一安心。

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