オルタナティブ・ブログ > 路の上で >

日頃考えていることをぽちぽち書きます。

法務省登記・供託オンライン申請システムからのメールがフィッシング目的に見える

»

先日、「法務省登記・供託オンライン申請システム」からメールが届きました。冒頭は以下の通りで(IDはXXXXに置き換え)、フィッシングに見えて、危うく削除するところでした。

申請者 様

  法務省登記・供託オンライン申請システムの御利用ありがとうございます。

  御登録いただいています申請者ID「XXXX」については,本システムの最終利用
  から1年が経過しました。

このようなメールは、お互いにしか知り得ない情報を入れることで、正当性を示すことができます。逆にそれがなく、メールアドレスのような誰でも知り得るものしかない時は、フィッシングを疑うしかありません。

同システムには名前は登録しています。したがって、IDのようなものだけでなく、お互いに知っている秘密の情報として、「申請者」ではなく名前を入れて欲しいところ。

このシステムにはさらに罠があり、このメールの送信日から30日以内にログインしないと申請者情報が削除されるそうですが、このメールが出された金曜日21時過ぎには、システムのログイン可能時間を過ぎているだけでなく、週末は非稼働でした。

配慮の足りないサービスと思いました。

Comment(0)