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組織、マネジメントの理論とその実践を、スポーツ・学校を通して考える。

チャレンジ & チャレンジ

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スポーツを通して感じる喜びは「上達している」「うまくなっている」という成長の喜び。

思うようにできなかったことに失敗とチャレンジを重ねながら、少しずつでも課題をクリアしていくという喜び。

運動神経や動作感覚に優れた人たちはすぐにできてしまうのだろうが、一般人はそうもいかない。

歳をとると新たなことにチャレンジするという機会は減っていく。自分も走り始めたのは50歳を過ぎてから。そして60歳をすぎてゴルフを始めた。走り始めたころは、フルマラソン完走は夢のさらに向こうにある夢だったが、それも何とか達成できた。いつの間にか周りから「走ってるなんてすごいですね」と言われるようになってしまったが、当の本人は「すごいこと」などという意識は全くなく、「長く走れるように少しでもいいフォームを身に付けたい」と思う程度。

ゴルフも同じ。「全くの素人がどこまでできるのか」と自らの体を使っての実験。「60歳を過ぎてからゴルフを始めても、練習のやり方を工夫すれば1年で100を切れます」ということを証明したかった。

もし、このブログを読んでいる人が「オレもゴルフをやってみようか」と一人でもいれば、これほどうれしいことはない。スポーツに係る人が一人でも増えるのが何よりもうれしい。

ランニングもゴルフもやってみて分かったことは、取り組み方次第で「人と競わなくてもよい」ということ。競う相手は常に自分。長く続けるにはそれが大事なんだと感じる。

「人と競うほうが上達する」という人もいるだろう。それは個人の考え方。それでよし。

とにかく、自分がやりたいように取り組むのがいい。まずはチャレンジ、そして失敗。チャレンジしないと失敗もできない。

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