最終出社日から一年を迎えて
一昨日の12月15日で56歳になりました。
以前にこのオルタナティブ・ブログでFacebookで自分が感じた残念なこと、として、誕生日メッセージのことを書きましたが、
Facebookにて、あくまで個人の主観として「残念」と思えることに遭遇した件:終活はじめました。:オルタナティブ・ブログ
Facebook上でも誕生日祝いのメッセージをくださった方が居られました。
幸い、自分はまだ生きています。誠にありがとうございました。
昨年の12月15日は、仙台駅前のホテルの会議室を借りて、わたし達が属する企業側主催の会議を開いていました。
そして翌16日は、12月末日の退職日に向け、最終出社日としていました。
最終出社日も日常業務は行いつつ、会社へ返却すべき貸与物の整理をし、そして退職の挨拶メールを書き、会社のPCから発信した後、慌ただしく返却先への梱包をしました。
あまりに慌ただしかったので、退職の挨拶メールを出せなかった方も居ました。不義理をしたな、と思います。
終わったのは22時頃だったような気がします。
それからもう一年かぁ。早いもんです。
当たり前と言えば当たり前ですが、仕事の電話が掛かってきたり、メールが来ることはありません。
元の会社の状況を聞いたところで自分ができることは無いので、元の職場にこちらから電話をすることはほぼありません。
ほぼ、というのは仕事内容、というより、自分の下で働いてくれていた方々の、ちょっとしたイベント日にこちらからご本人の様子伺いで電話したぐらいです。
あれはどうなっているんだ、という連絡が来ることも多少は覚悟していましたが、全くそんなことはありません。
十分な引継ぎができていた、というのか、それとも「個」としての自分の役割や存在価値はその程度だったのかも・・・後者の方が的を得ている気がします。
自分でした"退職"という選択ですから、後悔はしていません。
そして、自分が会社を興していない限り、誰でも"退職"、というタイミングはやってくるはずです。
それが昨今の社会事情からすれば少し人より早かっただけ。
そう思いながら、自分が本当にしたいことは何なのか、を56歳になった今、あらためて見つけていきたい、と思っています。