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技術で勝って、商売で負けていませんか?

農業にはIoTだけではなく、ドローンも組み合わせて

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farm.jpgのサムネイル画像昨年の秋以来、弊社では近県も含めて片道2〜3時間の距離にある農業生産法人(新年度より農地所有適格法人へ)への営業訪問を繰り返してきました。

実際は営業目的だけではなく、ニーズ把握のためのインタビューも兼ねていたのですが、すべては飛込み営業であるのにも関わらず、100%全てで丁寧な応対をしていただけていることに感謝しています。

その場でわかったことですが、農地所有適格法人にとってIoTという言葉はある程度聞いたことのあるところが多く存在していて、何を行うのかも大体把握されていました。

ところが、センサーを設置して例えば土中の水分量や温度、さらにハウス内の湿度や日射量、CO2濃度や日照時間などを把握して、何になるのか?、何のメリットがあるのか?、という意見が代表者の方から出されたことがありました。その法人は野菜を収穫してみえました。

さらに、別の法人でフルーツを栽培してみえるところでは、IoTの導入によるデータ収集だけでは訴求力が弱い、と言われました。

これら両社にとって言えることですが、単なるデータ集めだけでは、はっきり言うとメリットが無い、というご意見なのです。

世の中のIoT啓蒙運動はよくわかりますが、データを何のために集めるのか、集めてどうするのか、という視点での考察が欠けているように思います。

もちろん、弊社の提案力も弱くてこのようなご意見が出されたのは反省すべきですが、やはり興味を持っていただいたのはIoTに加えてドローンの活用でした。

大規模農場の上空にドローンを飛ばして、生育の状態を見る、撮影する、肥料を散布する、などの使い方に興味を持ってみえるのです。

私事ですが、筆者も自家農園を持っていて週末農夫として毎週汗を掻いています。
この経験も農地所有適格法人に対する提案力の強化に繋がっていくのだと思っています。

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