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技術で勝って、商売で負けていませんか?

苦しい時代にコンサルタントから言われた強烈な一言

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起業して早くも21年目に入りました。

いま振り返っても、ここまでの道のりは決して平坦ではなく、

山あり谷ありの連続で、業績や事業が安定しているとは一度も思ったことがありません。

「成功していると思った瞬間から転落が始まる」イオンの岡田会長

・・・などと思ってみたいものである。

実は過去に、「谷」に入り始めたな、と思った時期に不安を感じて、著名なコンサルタントの短期集中講座を受講したことがありました。

当時の私は、とにかく優秀な理論派の先生から何かを学びたい、との一心で教室の座席も
コンサルタントの先生の真ん前の最前列に座席を取って座ったのです。

講座の初日に、本当に目の前の先生が受講生全員を前にして放った一言目があまりにも、
当時の私が置かれていた状況に対して、インパクトが強かったのでこの場で紹介させていただきます。

「君の会社の業績が下降線だろうが、仕事が減る一方だろうが、顧客にとってはどうでも良いことで、知ったこっちゃないのです。」

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先生からしたら、私の会社の業績悪化のことなど当然に知る由もなく、受講生全員に言い放ったことでしょうが、
あまりにも言い当てられていて、とにかく自分に言われたような気がしたのです。
いま思い出しても何か画期的なことを言われた訳ではなく、当然のことなのですが。
それでも当時は凄い理論をいきなり披露された、とばかりの強い印象度を持ったのです。

随分と前の経験談ですが、いまだに鮮明に覚えているから、どうしても記事として書きたい衝動に駆られて取り上げさせてもらいました。

講師の先生からしたら、その後に続けるテーマである顧客第一などの話題に繋げるための前振りであったのでしょうが、
その一言の方が、講座の内容よりも今でも記憶に残ってしまっているのです。

だからこそ今の私があり、顧客を向いた事業活動を行うことができているのだと感じています。
まず良質なサービスの提供を妥当な価格で提供することが、仕事をいただくことができる大前提で基本なのだと。


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