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WikipediaのOSシェアの考察

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"Wikipediaのブラウザシェアの考察"でWikipediaのブラウザシェアのデータを探ってこれたのでグラフ化してみましたが、よくよく考えればブラウザシェアがあれば基本的にはOSシェアもあるはずです。HTTPサーバとしては両方とも取れるのですから。

調べてみたらありました。ただし、分かりやすいURLはありませんが。

"Index of /archive/squid_reports"に各月毎のデータがあります。各月のフォルダの下に"SquidReportOperatingSystems.htm"があります。これにOSシェアがあります。そこで、Wikipediaにアクセスしている端末のOSシェアをグラフ化してみました。

グラフの対象したのはシェアが一度でも1%以上を超えたことがある、Windows、Mac、iPhone、iPad、AndroidとAndroidを抜いたLinuxです。UbuntuやBlackBerryも1%近いシェアを持っていますが、未だに1%に到達していません。

(出典:Wikipedia)

Windowsのシェアが強すぎてグラフ的には単調であまり面白くはりません。

ですが、WindowsはJan'10~Jan'12の2年間で11.36%も低下しました。そのほとんどは、iPhone 4.17%増、Android 2.92%増、iPad 2.15%増に奪われています。

大体iOS:Android=3:1なのは、NetApplicationsと同じです。

NetApplictionsは、Windows:Mac=14:1なのがWikipediaは8.7:1程度です。Macの割合が多い感じです。

Windowsのシェア低下はこのまま継続されるでしょう。Mobile SafariやAndroidブラウザのシェアの伸びを考えれば自ずと分かります。Jan'13頃にはiOSが13%前後、Androidが7%前後まで到達し、Windowsが65%前後まで低迷するように思えます。

WikipediaのOSシェアはブラウザと同じでDesktopとMobileを一緒のデータを掲載されているため、両者を比較しやすいです。WikipediaはMacやモバイルのシェアが他の統計データより高いように思えます。

これは、WikipediaがよりITリテラシーが高いユーザが活用しているためではないかと思われます。Wikipediaは一般ユーザがよく使うサイトだと思っていたのですが、よくよく考えれば書く人は一般ユーザと言うよりも異常なまでに知識を持つITリテラシーが高いユーザでしょう。そう思うとやはりWikipediaのアクセスデータは、トレンドの少し先を行っていて面白いデータなのかも知れません。

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