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ThinkPad X61にOCZのSSDを搭載してみた

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私は帰省時に少なくない時間を電車の中ですごさなくてはなりません。暇つぶしをするためにThinkPad X61を使用していたのですが、新幹線や特急では揺れるため前回の帰省時にHDDの一部を破損(ブルースクリーンが出るようになった)しました。

このため、今回の帰省時ではぜひとも振動に強いSSDを搭載して、安心してThinkPad X61を使用したいと考えていました。

ですが、SSDを購入する時期として2008年の年末は、ぎりぎりバットタイミングです。

それは、もう少し待てばリード200MB/s&ライト160GB/sクラスの安価なSSDが出てくることはわかっているからです。例えば、26日にはPhotoFastからG-MONSTER V2が発売されます。200MB/sクラスはIntelだけではなくなります。他の会社からも同様な速度のSSDが発売されると言われています(OCZのV3とか)。但し、G-MONSTER V2は、128GBからしかないため、私的には予算オーバーでした(そんなに容量も必要としていないので64GBクラスがあれば...)。

このため、SSDを購入する時期としては今はあまりよくありませんが、帰省の準備する時間を考えるとタイムリミットがきたため、今回はOCZの「CORE SERIES V2 60GB」を購入して入れ替えることにしました。

Windows Vista 32bit Businessを入れて、HDD系ベンチマークをとってみました。

■CrystalDiskMar 2.2

■HD Tune 2.55

CORE SERIES V2のシーケンシャルリードの公称値は、170MB/s程度は出るはずですが、チップセットがボトルネックになっているようで、100MB/s前後しか出ませんでした。このため、200MB/s系のSSDはよほどランダムのリード/ライトが速くないか、プチフリに悩まされなければThinkPad X61に搭載する必要はなさそうす。

短い時間しか使用していませんが、音がなく振動にも強そうなので、これで安心して帰省の電車の中でもタフに使用できそうです。

また、CORE SERIES V2 64GBの価格が1.5万円をきっていたのですが、今年一番PC関連で安くなったのはSSDなのではないかと思えてなりません。ここまで下落するとは。

ついでに、ThinkPad系はOSのクリーンインストールを行っても、ThinkVantageがあるため、必要なドライバー類を簡易にインストールできます。ThinkVantage、HDDの換装、メモリの増設などの容易さなど考えると、スペック表だけではノートPCを評価できないと痛感しました。

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