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グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

[O2O型社会貢献] Justgiving Japanについて -オルタナミーティングより

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はじめに

既にオルタナブロガーの小俣さんがご紹介されていますが2012年最初のブロガーミーティングは佐々木 泰さんが講師をされました。

お題は『「O2O型社会貢献」の仕組みと考察』です。私は前々から社会貢献に関心があり、ミーティングの前日にJustgiving Japanに登録して被災地支援のチャレンジをはじめておりました。

ミーティングの内容は佐々木さんがこれからご紹介されるかと思いますので、私からは『「O2O型社会貢献」の仕組みと考察』で紹介されたJustgiving Japanについて私の体験をご紹介したいと思います。

Justgiving Japanで私達ができること

Justgiving Japanは2001年にイギリスで始まったファンドレイジングのサービスです。ファンドレイジングとは資金調達の意味があるようです。

注:非営利団体のために寄付を集める行為をファンドレイジング、寄付を集める人をファンドレイザーと呼びます。

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JustGivingとは、あなたが何かにチャレンジすることで、支援したい団体のために寄付を集めるプラットフォームです。http://justgiving.jp/about/justgiving より引用

自分が何かにチャレンジをすることで応援したいNPOの活動の資金(寄付)を集めるという仕組みです。芸能人のチャレンジも多く、佐々木さんがミーティングでご指摘されていたように「寄付の引渡し実績」が公開されています。寄付総額は839,054,427円8億3905万4427円)でした。(2012年1月14日現在)

私がこのサービスに登録したのは運営会社の情報が明記されていたからです。寄付を集めるサイトの多くは運営会社の資金面の状況が公開されていない場合もあり、まだ活動が始まっていないのに寄付だけ集めようとしているサイトもあります。

私は学生時代からボランティア活動を継続しておりますので、お金がないにもかかわらずボランティア活動への寄付をお願いされることがあります。寄付する場合は一定のルールで適宜、判断しています。

  1. 運営している団体の情報(活動状況や財務状況)が明確にWeb、会報 等で公開されている
  2. 任意団体の場合は実際に会の活動に参加して信頼が出来るか様子を見る
  3. NPO活動に実績があるのか(名前だけではなく活動が継続して行われているのか)

子どもたちの未来につながる活動、被災地の皆さまへの支援活動、障害があるみなさまへの支援活動など、社会に役立つことはしたいと考えています。しかし何に使われるのかわからず、団体の状況も非公開で不明では信頼して大事なお金を任せられません。

国や地方公共団体、特定公益増進法人や認定NPO法人等に5000円以上の寄付をした場合は寄付金控除になるので、団体の形態も注目をしています。

今回、Justgiving Japanに登録したくなったのは登録団体を審査する基準に共感したからです。

  1. 非営利の団体であること
  2. Web上での財務報告
  3. 金融機関の団体独立口座

「団体が継続して活動を行うことができるのか」は寄付の際に気になる点です。そのため財務報告がきちんとwebで公開されると安心して寄付をすることができます。

私の場合、「個人名の口座に振り込むのは詐欺なんじゃないか? 」と不安になります。ですので「金融機関の団体独立口座」という点もホッとします。

Justgiving Japanに公開された団体情報を見て私が応援したい活動を選びました。以下に体験をご紹介したいと思います。

チャレンジに登録しました

最初のチャレンジは「オルタナティブ・ブログに東日本大震災の現状を紹介する記事を書くこと」にしました。「CHARITY PLATFORM 東日本大震災復興支援プロジェクト」です。東日本大震災復興支援プロジェクトに参加している団体に一括して寄付をすることができます。

参考:東日本大震災復興支援プロジェクト 参加団体一覧
http://www.charity-platform.com/shien/index.html

チャレンジ数は私を含めて7名。運営団体は特定非営利活動法人 チャリティ・プラットフォームです。団体のサイトで確認したところ財務情報もきちんと公開されていました。成毛眞さん、松原正さんなど私が認知している人も関係していました。運営団体の情報を確認して支援したいと思い、今回チャレンジを始めました。

私にとってJustgiving Japanでチャレンジするメリットは

  • 被災地で支援活動している団体を自分が可能な行為で応援できる
  • 少額の寄付も可能 (私は最初に500円を寄付しました)
  • ブログに記事を書く行為が社会貢献になるので記事を書くアラート代わりにもなっていること

したがって、チャレンジを続けるほど「私も関係する第三者もwin-winになるのではないか? 」と感じました。現在の状況は以下の数値のとおりです。

現在の寄付額500円は私が自分で行いました。「他の皆様に寄付のお願いをするのであれば、まず自分から行うのが礼儀ではないか」と考えたからです。今回は予算の都合で500円としました。少額からの寄付が可能なので、重い気持ちにならずに寄付できるのが魅力でした。

どれくらいの寄付が集まったのかグラフで見える点も魅力です。一方、チャレンジャーの私にとってはプレッシャーをかける存在でもあります。

寄付はしたい人がするもの。なので強要されてするものではなく、自発的な意思で可能な時にするものです。ブログパーツがなかったら行為は眼に見えないのでチャレンジを忘れがちになってしまうかもしれません。意識にチャレンジを定着させるために、ブログパーツの存在は良い意味でのアラートになりました。ブログパーツに感謝したいと思います。

ウェブと現実の活動を組み合わせた「O2O型社会貢献」の仕組みはとても面白いと感じています。オルタナティブブロガー佐々木さんの説明も丁寧でわかりやすいものでした。他のブロガーの方からの意見も鋭いものが多く、とても面白く感じました。

>>「[O2O型社会貢献] eQuizについて -オルタナミーティングより」に続く

参考文献

「社会を変える」お金の使い方――投票としての寄付 投資としての寄付 「社会を変える」お金の使い方――投票としての寄付 投資としての寄付
駒崎弘樹

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編集履歴:2013.12.22 14:45 題名を「[O2O型社会貢献] Justgiving Japan + eQuizにチャレンジ中 -オルタナミーティングより 」から「[O2O型社会貢献] Justgiving Japanについて -オルタナミーティングより 」に変更しました。後半部分を別記事「[O2O型社会貢献] eQuizについて -オルタナミーティングより」として独立させました。

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