オルタナミーティング:「O2O型社会貢献」の仕組みと考察
今日は2012年最初のブロガーミーティング。講師は佐々木さんでお題は『「O2O型社会貢献」の仕組みと考察』。
実は個人的に、あまり得意な分野ではない話題だな、と思っていたのですが、そういうものほど参加してみれば新鮮なものです!
社会貢献の仕組みを実現している営利団体・非営利団体の例を紹介していただきながら、どのようなモデルが日本でうまくいくのかなどを考えてみよう、というような感じです。
佐々木さんは私などからすると、ビックリするくらい様々な社会貢献に参加していて、すごいと思うのですが、実は話しを聞いているうちに、「実は自分の子育てと同じことなんじゃないか?」と感じてきました。
まあ、世界の恵まれない子供達の支援を、というのと、血のつながった自分の子供を育てるのは根本的に全く違うことなのかもしれませんが、日本にとっては少子化は深刻な問題であり、実際に政府も補助金などを支給して、子育てを支援、つまり奨励しているわけです。特に私のようになんの資産もない人間にとって、自分の資産を子供に受け継いで欲しいという思いはそもそもあるわけもなく、単に子供達の時代が幸せであるように、と願うだけなのですが、そうやって子供を育てていること自体も社会貢献と同じこと、というより社会貢献なのではないのかな、と感じたわけです。
私のブログを見ていると、様々な趣味にお金を使っていたりして、そんなお金があったら寄付の一つでも、と思われるかもしれませんが、実際は事業の立ち上げ途中で、お金も時間も余裕など全くない状態で、それでも、今しかできないかもしれないことを逃したくないと、工夫(苦労?)しながら取り組んでいます。趣味で消費すること自体も、タンス貯金に比べれば立派な社会貢献の一つではないかと勝手に思っていますし、そうやって人生を少しでも楽しむおかげで仕事も張りが出てくるものです。
ということで、子供を二人育てている私としては、今の状態で、今自分がやりたいと思っていることを犠牲にして、その分を社会貢献に、とはなかなか難しいのですが、人にはそれぞれ生き甲斐というものがあります。「人のために」ということ自体が生き甲斐の人もいて、すばらしいことだと思いますが、私は自分がやりたいことも実現したいと思っていますので、いずれにしても、それぞれの人にあった社会貢献のあり方で、細くとも長く続けることが大事なのではないかな、と思ったのでした。
懇親会でも様々な話題で盛り上がりながらも、「何をやるにしても、楽しくなければ、ね!」という意見が多いのが、オルタナブロガーの根底にある共通の思いで、楽しみながら取り組むことで、取り組みの質が高まるものだと身をもって経験している人たちの集まりはとても楽しいものです。楽しみながら取り組むことが、質を高め、継続する一番のポイントだと私も感じています。そう考えると、佐々木さんの社会貢献の取り組みの話しも、楽しそうに取り組んでいらっしゃるように感じましたので、やっぱりそれが一番だな、と思ったのでした。