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グローバル化する中で日本人はどのようにサバイバルすればよいのか。子ども×ICT教育×発達心理をキーワードに考えます。

Ustreamで教育の可能性は広がるのか

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【お詫び】

2023年9月27日に確認したところ、「ライブ動画配信サービス「Ustream」がサービスを終了し、2018年4月1日より「IBM Video Streaming」に完全移行」したとのことです。

参考:IBM Video Streamingとは
https://www.it-ex.com/products/maker/ibm/ibm-watson-media.html#:~:text=%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%96%E5%8B%95%E7%94%BB%E9%85%8D%E4%BF%A1%E3%82%B5%E3%83%BC%E3%83%93%E3%82%B9%E3%80%8CUstream,%E3%81%AB%E9%85%8D%E4%BF%A1%E3%81%99%E3%82%8B%E3%82%BD%E3%83%AA%E3%83%A5%E3%83%BC%E3%82%B7%E3%83%A7%E3%83%B3%E3%81%A7%E3%81%99%E3%80%82

以下の記事は参考としてご覧くださいましたら幸いです。よろしくお願いいたします。

Ustream活用事例:日本ウェブ協会(W2C)

今年は残り1ヶ月少し。今年になってからTwitter、facebookなど、ソーシャルネットワークの話題が目につきました。そんな中、私にとって特に気になるサービスがありました。Ustreamです。

今まで「見たいものがない」という理由で利用していませんでした。が、私が入会した日本ウェブ協会のアカデミックプログラム(http://www.w2c.jp/Activity/Education/Academic/index.shtml)のUstreamを見てみたら、在宅でしかも無料なのにこれだけの講義が拝聴できるのか、と感動しました。

私が見たのは、

の二つです。

上記は土曜日の昼間に放映していたので、働いている私にも都合が良かったです。この講座は将来、webの世界で働きたい学生に向けての内容。基礎的なことからかなり深いところまで、話が要領よくまとめられていました。びっくりしました。

モリサワのフォントは、職人さんが手書きで作られているものだそうです。このUstream番組で初めて知りました。マイクロソフトの鈴木先生の話も、高度な内容でためになるなあと思いました。

上記の講座は、学生さんでないとライブで参加できなかったようです。が、Ustream放送のおかげで社会人である私も視聴できました。ありがたいかぎりでした。

在宅でICTを活用して学ぶ

私はSkypeを使用した遠隔操作のパソコンレッスン(http://basara-company.biz/service/)を、数年前から行っています。東京から見て遠隔地に住む一般の方にも、何らかの理由で学校に行けない方にも、レッスンをしています。

「Ustreamの番組は一般の方だけでなく、何らかの理由で学校に行けない方々にも、教育のチャンスを与える価値有るものになるのではないか?」と注目しています。

私が視聴した日本ウェブ協会のものは学生向けですが、ITmediaもUstreamの番組を開始されました。さまざまな企業・団体・個人が、情報発信をしています。

また、平日フルタイムで働いて、土日もスキルアップなどのために出かけるのは、私の場合、正直しんどいです。が、Ustream番組の視聴なども活用すれば、スキルアップと自己研鑚のための選択の幅が、さらに広がる予感がします。

デジタル教科書やデジタル教材が注目を集めています。「Ustreamを活用することでも、教育の幅を広げ教育のチャンスを広げる可能性があるのではないか」と感じています。

Ustreamの番組を発信するときに、良い機材を使わないと音声が聞き取りにくい、など問題も生じるようです。KNNの神田さんのようなプロの方だけでなく、教育関係者の方にも取り組んでほしいな、という希望をもっています。

はたしてUstreamで教育の可能性は広がるのか。今後も注目して取り組みたい問題です。

>>「SNS活用事例:卒業しても地域や学校とのつながりを! 「おたがいネット」プロジェクト」に続く


変更履歴:2012.7.3 冒頭の部分の誤字の修正とSkypeレッスンのURLを変更しました。2013.3.28 22:56 Ustreamアプリの追加と改行を多めに入れました。2015.1.21 23:05 句読点を追加。「ですが、」→。、「良く、」→「良かったです。」、なるもの」→「の話題」「もの」→「サービス」、「いて、」→「います。」「いて」→「いました。」「、ということは」→「だそうです。」「して」→「行って」、「なりうる」→「なる」、「今年とても」→「特に」「果」→「は」、「ライブに」→「ライブで」に変更。「が」「し、」「特に」「大変に面白く、」「だ」「拝聴して」「さま」「なので、」を削除。「この講座は」を追加。助詞を修正。2023.9.27 11:15 【お詫び】の段落を追加し、今回紹介したアプリを削除しました。

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