AIチャットボットってなんぞや?
こんにちは、穂苅(@tomoyanhokarin)です。
Image by Alexandra_Koch from Pixabay
AIチャットボットという言葉を聞くことが増えてきました。
「AI」はトレンドなので今更驚かないですが、AIチャットボットってどういうものかイメージつきますでしょうか?
実は、このAIチャットボットは個人的にとても注目していて、様々なケースで使うことができるのです。
AIチャットボットって?
まず、AIチャットボットですが、AI+チャットボットです。
チャットボットは、Webサイトの右端などにあるボタンを押すと、チャット形式で質問や診断などができるコンテンツのことです。通常のチャットだと人が対応するところを、ボットなのでシステム側で対応して利用者の知りたい情報に案内するということになります。
従来のチャットボットは、シナリオをあらかじめ作っておくことが必要でした。例えば、最初にチャットボットが表示されるときに、挨拶メッセージが出て、その後に質問したいことをいくつかの項目を出して選んでいってもらうようなイメージです。選択肢Aの場合は次の質問を表示、選択肢Bの場合はメールアドレスを入力してもらうフォームを表示、のような形です。
そこからAIチャットボットにするとどうなるのかというと、自然言語で利用者が質問を書いてチャットに送信すると、適切な回答をAIを使って返してくれるようになるということです。
ここまで、人いらないですね。。
いくつかユースケースを出してみます。
保険商品の簡易見積もりや診断
まずは、保険です。個人で調べて保険を選んでいく場合、それぞれの状況に応じて保険料は当然変動します。保険を検討している人はまずどのような補償内容があり、いくらくらいを見ておけばいいのかを気にしますので、検討している方の情報をチャットで会話しながら紹介していくということができます。最終的には人が対応することもあると思いますので、例えば一定以上のステップまで進んだら、アドバイザーの有人対応に切り替えるということもできます。
既存顧客の商品質問への回答
次は、購入後に質問が多く出てくる商材やサービスでの利用です。カスタマーサポートやカスタマーサクセスがしっかりサポートしていく部分ですが、質問の数が増えてくると人力ではどうしても限界が来ます。そこで、AIチャットボットを使い、最初のステップとしてチャットに聞いて解決をしてもらうようにします。もし、FAQサイトやナレッジベースサイトを持っていれば、そこの内容と連携させることで適切な説明ページを案内することもできてきます。
自社内の情報検索
社内で大事な情報というのも多くあります。例えば経費申請などの申請系、福利厚生、年末調整などの年1回レベルで必ず行わないといけないものの手順、自社の全体方針、部署ごとのルール(営業ルールなど)です。
これらの情報がスマートにまとまっていればいいのですが、意外と難しいです。
そこで、AIチャットボットです。社内限定のサイトに情報がまとまっているとすればそこにAIチャットボットを入れておき、知りたい情報があればAIチャットボットに聞けばいいのです。
「経費申請のプロセスについて教えて」
とチャットボットに依頼をすると、適切に情報を探して教えてくれるようになります。
AIチャットボットサービスや技術は今やとても多くの数が出ていました。ChatGPTもそうですし、AIチャットくん、Aichatting、Google CloudのAI chatbot というのもありました。
今後、見る機会が増えるのかどのような進化をしていくのか、注目です。
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