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文系学部からITベンチャー企業へ進んだ男が考えていること、感じたこと、未来のことなどを書きます。

実体験から思った、300名以上規模のセミナーは集客から全く違う論

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こんにちは、穂苅(@tomoyanhokarin)です。

毎日暑いですね・・・

さて、2025年6月、私は500名規模のセミナー(ウェビナー)を企画し集客と準備を経験しました。

正直言うと、この規模のセミナーの企画や集客が初めてで、手探りな状況で進めながらブラッシュアップをしていきました。

ちなみに、毎月3回ほどウェビナーを自分で企画、集客、登壇を行っている中でも、300名以上の規模になるセミナーは取り組み方が全く違うんだなぁと実感。

そんな気付いた点を書いてみます。

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大規模セミナーは、まず数

大規模セミナーでは、集客人数が数100人~1000人規模まで様々ですが、まずはとにかく来てくれる方を増やすことが一番大事。そのために何をやるかを考える事が大事です。

セミナーやイベントには大きな目的を設定します。

たとえば、自社の製品やサービスへのお問い合わせを増やすような、具体性の高いセミナーの場合もあります。大規模セミナーの場合はできるだけ多くの人に来てもらい、興味関心のある情報のシェアをし、会社や製品の紹介をすることで認知を上げていくことです。もちろんその先のお問い合わせ増加というのも目指したいところですが。

ですので、「数」をどれだけ作れるかが勝負です。

自社だけの努力で集客できるのは200人弱まで

正直自社で色々やってみました。ハウスリストへの単独セミナー集客メルマガ、定期的なSNS発信、集客用の動画やコラムなどのコンテンツ、広告、などなど。

しかし、どれだけやっても集客できる数は200弱までだなと感じました。

これは、会社の規模や認知度、商材、ハウスリスト数にも関係してくると思いますが渡しの場合は200人弱までという結論です。

でもそうすると、目標人数から300名以上もGAPが出てしまう・・・ということで別の手法を考えることになりました。

かなり有効だったのが、「協力企業様や協賛企業様からの集客のサポート」です。スポンサードの形で、単独メルマガ配信やSNSでの集客などを行っていただくことで、協力会社様や協賛会社様の先にいるユーザーにも情報を届けることができ、目標達成に大きく影響しました。

この時に大事なのは、「親和性が高い方たちの目に、できるだけ多く触れるようにすること」です。

明確なテーマを決め、登壇者の方を決定

セミナー・イベントではテーマを絞ることは当然ですが、ある程度のボリュームがあるテーマを決めてそのテーマと自社(主催企業)の想定にフィットしている方に登壇を依頼します。

例えば、「DXやAI」、もしくは「企業のDX/企業でのAI活用」のような絞り方でもいいかもしれません。

私の場合は、今回は「WordPress」ということで行いましたが、考え方としては「WordPress x AI」「WordPress x DX」「WordPress x デジタルマーケティング」など、関連していて今のトレンドの大テーマを決めるのが良いと思います。

絞り過ぎず、でも明確なテーマを決めたら、テーマに即した外部の登壇者の方に登壇依頼をします。想定する参加者の知りたいこと・聞きたいことに関して話ができる方であることはもちろんのこと、認知度、集客力、他の外部の登壇者の方とのバランスも考えて選定していきます。

やれることはすべてやる、すぐできることは今やる、やり切る

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これは結構大事なことだと思っています。

結果は正直100%コントロールできない部分です。例えば、500名の集客を目標とした結果、300名の集客となったとしてもそれは未達という結果に過ぎません。600名の集客ができたとしてもそれも結果です。

ここを完全にコントロールすることは難しいのですが、目標を達成するために必要なことを全てやる、すぐやるというのはとても大事です。

これには2つの意味があります。

1つ目は、決めた目標を達成するために100%やりきるためです。達成率が70%だったという結果がでたとしても残りの30%を埋めるための行動ができていなかったというのであれば、それは実施者の怠慢であり油断です。

2つ目は、次回につなげるための実験として今回やれることをすべてやったらその結果で次回のアクションを改善できるためです。行動とそれによって生じた結果がわかれば、「じゃあ次はこうしよう」が会話できるため絶対に必要です。

今回は、比較的大規模イベントを企画〜運営した際に気づいたことを書いてみました。

お読みいただいた皆さんの中でもイベント企画や開催を行う事がありましたら、今回は私の実体験からの振り返りとして書いてきましたが参考になったら嬉しいです。

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