大きなところから理解していくことが効果的だと再認識。
こんにちは、穂苅(@tomoyanhokarin)です。
社会に出ると、学生の時と違って100%正解、というものが実は殆どないことに気づく時が来ます。
私も例に漏れずそうでしたが、特に高校生くらいまでは、「1+1=2」というように誰が見ても正解という世界の中で生きてきたように思います。それもあって、世間的に絶対的な指標だと言われている偏差値に敏感になり、曖昧なものは良くないものだと思っていたのかもしれない、と過去を思い出しながら考えてしまいました。
しかし、多くの参加者がいるこの「社会」という概念の中では、100%や0%は存在せず、むしろ完全に白黒ついているものは避けられるような印象にあります。例えば「絶対1億円稼げます!」的なものですね。
私はありがたいことに色々な挑戦をさせていただいていて、日々勉強しながら検証、修正と、PDCAを回し続けなければいけない状況ですが改めて、「自分の中で理解が出来ていないものは、枝葉ではなく一番大きなところから理解していく必要がある」と感じました。
マーケティングの例
私は今マーケティングをメインにしていますので、それで考えてみると、現在はマーケティングの中にも生成AIがどんどん入ってきています。一番身近なところですと、コンテンツです。Web上にある記事を人間側が適切に指示をすることでそれっぽく、人間が書いたかのように、作ってくれます。
これをはたしてどのように自分の仕事に使うのがいいかを考えると、単に「色々使ってみよう」というのも大事ですが理解するという意味で言うとそれよりも、今回使う生成AIのサービスはどういう特徴があって、どういう目的で開発されたものか、なぜ自分の仕事にはこういう生成AIのサービスが必要なのか、というところを考えることが重要だと思っています。
つまり、枝葉(設定やツールの使い方、Tips)ではなく、幹(どういうサービスで、どういう事ができるのか、自分にとってなぜ必要なのか)を考えるということです。
これはそんなに時間がかかることではないと思っているので、サクッと幹に当たる部分について調べて考えた上で、自分にとって大事だと思ったら徐々に枝葉の方にも手を伸ばしていくのがいいなと思いました。
営業目標の例
これは少し別観点の例なのですが、ビジネスであれば「自社の売上/利益を上げること」というのがどの会社でも必ずあります。その際にまず何から考えるか、ということです。
自分が営業だったとしたら、自分の達成しなければ行けない数字(KGI)が500万円/月だったとして、それをどうやってクリアできるのかを考えるはずです。
500万円を分解して、「案件単価」「案件種類」「案件数」「受注率」「商談数」「アプローチ数」などしていくと、今月何をどれだけやらないといけないのかが出てきます。
通常のセールスRepだとこれでいいのかもしれませんが、私は不十分だと思います。
というのも、「自分」の数字の上には「チーム」の数字があって、その上には「部」そして「会社」というように、層があるからです。
こうなると、実は視点を上げてもっと上から考えていかないと自分のやっていたことが無駄になってしまう、評価されない、という状況になることがあります。例えば、自分の数字は達成しているが、チームや部としての数字が不足している状況で自分は何ができるのか、など。
私は、今までの仕事の中で、マネージャーに「2つ視点を上げて考えると良い」というアドバイスを受けたことがあります。その人は部長でしたので、2つ上というと社長や取締役、いわゆる経営層の視点です。
今後の仕事においても、「あれ、今やっていることの幹(核心部分)ってなんだったけ?なんでこれやってるんだっけ?」とならないように、幹から理解をしていくことを気をつけたいと思いました。
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