コンテンツマーケってなんなのさ
こんにちは、穂苅(@tomoyanhokarin)です。
私は今、メーカーでマーケティングの仕事をしています。
マーケティング戦略の柱の1つとしているのが「コンテンツマーケティング」です。
今まで、CRMやMA等の販売や支援に関わってきましたので、「コンテンツマーケティング大事だよ」、「インバウンドマーケティング大事だよ」というのは繰り返しパートナー企業様やお客様に説いてきたわけですが、実際に自分が担当者として実施するとなると、以前は見えなかった様々なものが見えてきます。
そこで、改めて「コンテンツマーケティングってなんなのさ」を自分の中で思考して見たいと思いました。
参考にするのは、私もお世話になっているまこりーぬさんこと⿑藤⿇⼦さんの『デジタルマーケの成果を最⼤化するWebライティング』です。
発売時に一気見したのですが、2025年から今の立場になり、改めて学ぶべきところがあるなと思っています。
コンテンツマーケティング
そもそもコンテンツマーケティングというのは、マーケティング手法の1つで、今では多くの企業で取り入れられているものです。オウンドメディアやコラムサイトなどを使って記事を更新しているケースが多いです。
コンテンツマーケティングは、自社のサービス・製品の価値を伝えるコンテンツを作り、発信することで見込み顧客や既存顧客とのコミュニケーションを行うことですが、かなり深いんです。
- そもそも目的って何なの?
- どんな記事が必要なの?
- 誰に向けての記事なの?
- 読者にどうなってほしいの?どんな行動をしてほしいの?
- どのくらい広がったらいいの?
- 自分たちだけのコンテンツだけでいいの?
- どういう構成で作るの?
などなど、枚挙に暇がないというのはこのことです。
今回は、書籍の中から「コンテンツマーケティング」の部分に焦点を当ててまとめますが、この本はまだまだ内容が沢山入っていますので別の機会にも続きを書いていきます。
まず、コンテンツマーケティングのよくある4大失敗事例です。これは、以下です。
- 流入元が設計されていない→どうやって、読者にたどり着いてもらうのか?
- コンバージョン設計がされていない
- コンテンツがつまらない
- 成果が見えずに途中で諦める
どれもあるあるですね。
どれだけいい記事でも、1と2が出来ていないと本来のコンテンツマーケティングの目的が達成できないことになりますので、個人的には1と2が一番大事だと考えています。
そのうえで、3と4をしっかり考えて、計画的に、意図的に実行していくことが勝てるポイントなのかなと。
また、コンテンツは当然「良い記事」である必要がありますが、
「コンテンツマーケティングにおける良い記事ってなんでしょう?」
それはまず、
短期的に売上に公演する「直接コンバージョンを獲得する記事」です。
そのために、すでにニーズがある人に記事を届けること(検索やマーケティングメールのアプローチ)や、ニーズが合うようなコンバージョンを用意すること(CTAの工夫など)が必要になります。いきなり記事を読んで購入してくれるという人は、BtoCの商材であればあると思いますが、BtoB商材の場合はSaaSのフリー版利用くらいなのではないでしょうか。そのため、ここでのコンバージョンは、リード獲得(見込み顧客の連絡先の獲得)としてその後のナーチャリングにつなげていくことが大事です。
また、中長期的に売上に貢献する「純粋想起につながる記事」というのも良い記事です。
いずれも大目標である「売上貢献」を忘れてはいけないということですね。
しかも、無理に売りに行くのではなく、欲しいタイミングでベストな情報を提供し、見込み顧客が自主的に動いてフリー版利用やお問い合わせに進めるようにしていくことがポイントとなります。
書籍では、「良い記事」のチェックリストもありました。ロジックツリーにしていますので画像貼ります。
こんな感じで、「コンテンツマーケティングってなんなのさ?」と思っているところを書いていきました。コンテンツの手法がテキストメインだったところから、音声・動画が出てきて今ではマルチチャネルでの情報収集がスタンダードになりました。どのコンテンツ手法であったとしても、今回の考え方は重要だと思いますので、自分も基本を押さえた上で成果を出して、今度は自分の成功談をシェア出来たらと思っています。
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