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新任マネジャーが最初の3ヶ月やるだけで差となる「たった1つ」のこと

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新年度となり初めてマネジャー職になった方も多いのではないでしょうか。
まずはご昇格、おめでとうございます。
今後のマネジャー職としてのますますのご活躍をお祈り申し上げます。

さて、昇格直後は引き継ぎに会議の出席にと、あっという間に時間が過ぎていきますよね。しかしこの期間、「あっという間に過ぎてしまった!」では、とてももったいない。

昇格直後のフレッシュな時期だからこそ、これからのマネジメント人生を豊かにしていくための視点を持っているのといないのでは大違い!

と、こんなことをお伝えするのは、私を含めマネジメント経験者が、
「あの時もっとこういう視点があれば・・・」
「時間がもったいなかった・・・」
「上司や部下に対して申し訳なかった」
「組織がこんなことにならずに済んだのに」
「家族ともっと円満に過ごすこともできたのに」
という痛い思い、苦い経験をしてきたから。

マネジメントのやりがい
私は、「マネジメント」は奥深くて本当にやりがいある仕事だと思っています。
人生をかけて取り組む価値があると言っても過言ではありません。その理由は、「マネジメント」をしっかりやっていくと、自分も周囲も豊かになり充実していくという確信があるからです。

それは、古今東西の様々なリーダーが既に教えてくれていること。

そんな中で、私はP・F・ドラッカー氏の「マネジメント」を教わり学ぶことで、その理解は深まり、実践しやすく、かつ、学べば学ぶほど成果が上がる手応えを得ています。

管理職が発揮すべき「リーダーシップ」とは?
そのP・F・ドラッカー氏のマネジメントの考え方で、私自身が衝撃を受け、時折立ち返る一文があります。それは、

リーダーシップとは、資質でもカリスマ性でもない。
意味あるリーダーシップとは、組織の使命を考え抜き、それを目に見えるかたちで確立することである。リーダーとは、目標を定め優先順位を決め基準を定めそれを維持する者である。
『現代の経営』

マネジメントに取り組む上で自分と周囲を「方向付ける」、すなわち「リーダーシップ」の発揮は不可欠ですが、その「リーダーシップ」を発揮する上で重要なこと。それは、「組織の使命を考え抜き」、つまり「自分の職場のミッションは見えるように伝わるようになっていますか」という問いとうけとめられます。

新任マネジャーには既に「会社から定められた目標」が与えられていますが、その「目的」や「背景」をもとに「意味づけられていますか」と、すると理解が進むでしょうか。

と、このようなことを伝える私も最初に本文を見たときには「はぁ?」と感じました。
その理由は、「何を、どう考えていいかわからなかった」からです。

しかし、書かれているからには、まずは「考えてみること」が大事。

以降考え続けていくうちに、この真の意味や価値が成果に与える影響(やらなかった場合の悪影響も)実感できるようになりつつあります。(恐らく、突き詰めれば突き詰めるほどにもっと色んなことが見えてくるでしょう)

「使命」という言葉に抵抗があるときは
一方で「使命(ミッション)」と言われると、「経営者が考えることでは?」とか、「会社の理念に書かれているけど、ちょっと自分ごととしては考えにくいなぁ」と、縁遠く感じる方もおいでになるかもしれません。

私もそう感じた一人。そこで、次のように解釈してみました。
「使命(ミッション)」を、
「自分が所属する部署(チームやプロジェクト)」に置き換え、
 ・私の部署の存在意義・価値はなんだろうか?
 ・私の部署は、誰のどのような役に立とうとしているだろうか、
  立っているだろうか
 ・私の部署の仕事を通じて、
  誰をどのように喜ばせたいだろうか、喜ばせているだろうか
  誰のどのような悩みを軽くしたいだろうか、しているだろうか
  誰のどのような課題を解消したいだろうか、しているだろうか
置かれた環境に応じて一番しっくりくる言葉を選んで(あるいはご自身で見つけて)考えてみてください。

管理職としての「使命(ミッション)」へのアプローチ
そしてここからが、マネジャーとしての「使命(ミッション)」へのアプローチのポイントです。
それは、自分自身が考えることは勿論ですが、上司、メンバー、他部署、お客様、取引先、行政機関、地域、家族など、部署がかかわる全ての人の話を聞く、観察する、ことも含めて取り組むことです。

「部署の使命(ミッション)って何だろう?」
「部署の使命(ミッション)って何だと思う?」

このシンプルな問いを日々念頭に置きながら、人の話を聞き、観察し、そして、書き留める(記録する)。これを3ヶ月(4月に昇格された場合は7月頃まで)やってみる。これをやるかやらないかは、時間が経てば経つほど、大きな違いや差となりあらわれます。

自分の部署だと考えにくい方のために~「ケース」紹介~
自分の部署だと心情的に考えにくい方は、ぜひ、次のブログに書かれていることを「ケース」として捉え考えてみてはいかがでしょうか。

ブログを書かれた方は、『経営者の条件』でドラッカーに関心を持ち、当時、海外営業部長の立場でそれを実践したところグローバルでの拡販に成功。そしてそのマネジメント手法を「ゴルフのスコアアップ」にも生かしてみたところ、30年近く続けていて110台だったゴルフのスコアが、半年で80を切るまでに上達。

そのマネジメント手法をゴルフで覚えるドラッカーという書籍で紹介したところ書籍もヒット作に。

その著者は、ドラッカー研究者の飯田利男さん。飯田さんは既に定年を迎えられマネジメント職から離れています。しかし、ご自身の経験や学びを元に綴られたブログは非常に味わい深いもの。これからマネジメントをしていく私たちにとって、多くの示唆を与えてくれます。

そのブログがこちら。
ドラッカー流「歳を重ねるのも満更悪くない」

そして「ケース」としてご紹介したいのは、飯田さんの息子さんの運送会社でのアルバイトのお話。ここでは「強み」という言葉で表現されていますが、このお話の背景にある「運送会社の使命」、「息子さんの業務における使命」こんな風に置き換えて読んでいただくと、「使命」というものへの理解が深まると思います。

自分の強みとは何だろう(2)

自分の強みとは何だろう(3)

「目標」や「数値」でする仕事と、「使命」がベースにあって「目標」や「数値」が設定されている仕事で違いが出ることが少しでも伝わればと思います。
まずは、これから3ヶ月「職場の使命(ミッション)」を念頭に、聞く、観る、書き留める、取り組んでみてはいかがでしょうか。

「ドラッカーマネジメント」を実践的に学びたい方のためのワークショップ!開催
横浜で、ドラッカーのマネジメントを学ぶワークショップ。通称「はまドラ」です。
【開催概要】
 テーマ:マネジメントの基本とアプローチ
 (1)なぜ今、ドラッカーマネジメントなのか?
 (2)マネジメントとはー5つの質問
 (3)自立的、安定的成長の根幹。「フィードバック」
 日時:4月20日(土)13:30~16:45
 対象:マネジメントに関心のある方はどなたでも
 講師:ドラッカー学会 理事 井坂 康志 氏
 参加費:3,500円(税・書籍代込)
お申し込み方法:
  ①電話でお問い合わせの方
    
045-222-0737(平日9:00~18:00)
    まで、ご連絡ください。
    担当者が不在の場合は、お名前とご連絡先をお伝えください。
    折り返しご連絡いたします。

  ②フェイスブックページよりお申し込みいただく方法
 
   下記フェイスブックページ、メッセンジャー機能にてお申し込みも可能です。
    お名前、ご連絡先をお知らせください。
    「はまドラ」フェイスブックページ

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