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「負け組」の新成人時代

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「成人の日」からはや10日が過ぎ、1月も残すところあと10日。始まったばかりだったはずの2012年も、1月が終わろうとしている今日この頃。「年がばれるじゃないか・・・」と思いつつも、今週のお題「新成人だったころ」の話を遅ればせながらエントリーします。

同じ年生まれの芸能人

女性は、杉本彩さん、鈴木京香さん、松下由樹さん、武田久美子さん、飯島直子さん、荻野目洋子さん、永山洋子さん、菊池桃子さん、勝間和代さん他書ききれないほど。

男性は、野茂英雄さん、桑田真澄さん、佐々木主浩さん、舞の海さん、つんく♂さん、はたけさん、清春さん、葉加瀬太郎さん、渡部篤郎さん、名倉潤さん、山崎邦正さん他

同じ年生まれの投手が3人もメジャーリーグに行っているとは!調べてみて初めて気が付きました。また、女性はご紹介しきれないほど長い期間活躍中のタレントさんが多い年代。

このことから、私の世代がどのような環境で育ち、どのような世代的な役割を求められてきたか、何となく汲み取っていただけるのではないでしょうか?

要は、バブル世代

当時の女子は、中学時代にデュラン・デュラン、カルチャー・クラブ、カジャ・グーグー、そしてアメリカンロックに影響を受け、高校時代にDCブランドに身を包みながら「おニャン子クラブ」を横目に、大学時代には、モーターショーや大規模展示会の「イベントコンパニオン」で高給を稼ぐのがステイタス-という価値観がありました。(と、少なくとも私には感じられておりました)

そして、そうした社会のニーズに応えるべく、自分磨きに余念がなかった世代と言えそうです。

一方男子は、スポーツや音楽で「もてたい」人が多かったような。スポーツで芽が出なかった人は、「イカすバンド天国」で一花咲かせようじゃないかという感じの時代でした。

こうしてみると、女子は正に「バブル世代」。年上の、組織で予算を持っている大人に、しっかりお金をかけてもらえていた世代だったのかもしれません。

その頃の私

このような美味しい時代に、私は一体何をしていたのでしょうか?今思い起こすと、世の中が「華やかな時代」であることに全く気付くことなく、毎日アルバイトに明け暮れていました。その明け暮れ方も朝は6:00~コンビニでバイト。学校が終われば、その時間~22:00までレストランでアルバイト。

何とも近視眼的で、行動範囲の狭い、バブルの時代に起こっている面白い出来事を全く知らずに過ごした日々でありました。バブルの恩恵をしっかり受け、華やかでかわいがられた女子大生を「勝ち組」とするならば、明らかに「負け組」。

そのような「新成人時代」でありました。

今日の気づき

20年前を振り返り、自分と同じ年の有名人を知ると、自分がどのような時代に生まれ・育ち、どのような役割(その社会の中でのポジショニング)を求められてきたかが読み取れるような気がします。

仕事をしていくうえで、「自分を知る」ことは大切なこと。このような材料からも自分を知ることはできそうですよ。 

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