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高い個人事業主・フリーランスの満足度。その背景。

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経済産業省は2019年4月15日、「第5回 産業構造審議会 2050経済社会構造部会」を開催しました。

第四次産業革命に向けた産業構造の現状と課題についてや、労働市場の構造変化の現状と課題について、議論・検討を行っています。

労働市場の構造変化の現状と課題から、個人事業主・フリーランスについてとりあげたいと思います。

個人事業主・フリーランスと会社員の満足度比較では、会社員よりも個人事業主・フリーランスの方が満足度が高くなっています。特に「達成感/充実感」「スキル/知識/経験の向上」は大きく差がついています。

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出所:経済産業省 第5回 産業構造審議会 2050経済社会構造部会 2019.4

世界各国では個人事業主・フリーランスのうち45%が、引き続き同じ形態として働くことを希望しています。日本もほぼ平均値となっています。

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出所:経済産業省 第5回 産業構造審議会 2050経済社会構造部会 2019.4

世界各国で幅広く、ギグエコノミーの基盤となるプラットフォームを活用して収入を得ている者が一定程度存在。日本はややその比率が低くなっています。

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出所:経済産業省 第5回 産業構造審議会 2050経済社会構造部会 2019.4

個人事業主・フリーランスの仕事は、運輸や配送のほか、ソフトウェアやデザインなど、高スキルのものも含めて幅広くなっています。日本では、高スキルの業務(ITやデザイン等)の比率が18%と低い傾向となっています。

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出所:経済産業省 第5回 産業構造審議会 2050経済社会構造部会 2019.4

日本における個人事業主・フリーランスの年齢構成を見ると、40代以上のミドル・シニアが半数以上を占めています。

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出所:経済産業省 第5回 産業構造審議会 2050経済社会構造部会 2019.4

企業における個人事業主・フリーランスとの契約状況をみると、5割の企業が個人事業主・フリーランスを活用または活用を検討しているとしています。特に、特に情報・通信業において個人事業主・フリーランスの活用が進んでいます。

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出所:経済産業省 第5回 産業構造審議会 2050経済社会構造部会 2019.4

政府の本部会では、今後の議論のポイントとして、

技術の進展により、世界各国で「ギグ・エコノミー」と呼ばれる新しい就業形態での働き方が増加。日本でも個人事業主・フリーランスが増加。高齢者の雇用の拡大にも貢献。個人事業主・フリーランスを選択する者の満足度は高く、また幅広い業種での活躍に繋がる。こうした中で、個人事業主・フリーランスの働き方を選択できる環境をどう考えていくべきか。

としています。

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