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ギフト・エコノミーの時代

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皆さん、ギフト・エコノミーというキーワードをご存知でしょうか? 日経Associe 0819『「あなたがあたえてやるという新しい働き方がやってくる』という記事によると、Dellの事例をあげながら、以下のように説明しています。

短期的には経費もかかり、損をするようなことを、あえて実践しコミュニティーに奉仕する。それにより信頼が高まり、結果的にビジネスが広がる。ウェブの世界に広がっているこの現象は「ギフト・エコノミー」と名づけられました。

ブログの場合はどうでしょうか?特に経費はかかるわけではありませんが、ブログを書くのにかかる時間はリサーチも含めて1時間。もし、毎日書いているとしたら、1日の1/24がブログを書く時間を占めてしまいます。時間の無駄と感じることももしかしたらあるのかもしれません。しかし、1日1時間、ウェブのコミュニティに書き込むことによって、ブログ・ドネーション(ブログによる貢献)活動を実施していると解釈できるのかもしれません。

ブログで書いている内容にもよりますが、まじめにコツコツと書いていれば、そのブログに対する信頼性も高まり、結果的にはビジネスや自分自身の利益になることもあるでしょう。

1年前の記事になりますが、ITmeidaエンタープライズの記事(2007824)に「無報酬の仕事に熱中してしまう理由 」記事があります。アメリカの心理学者、エドワード・L・デジは、

資本主義社会の経済の中では、報酬の多くは賃金=お金であるが、お金そのものが仕事の本来の純粋な動機を弱めてしまうと唱え、動機を「内発的動機」と「外発的動機」の2つに分けて考えています。

お金を稼ぐという動機よりも内発的動機が重要であり、それが、活動の質を高めるという点を指摘しています。


目先のお金にとらわれない考え方、結構大切なのかもしれません。



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