【3回】「いらっしゃいませ」と「こんにちわ」の、距離感の違い
大木さんの「格安理容店が、馴染み客を作り出すと・・・」というエントリーを拝見しました。拙エントリーの床屋ネタ(前編・後編)から、床屋といえば、、、ということで書いていただけたようで。嬉しいです、どうもありがとうございます。
その中で書かれていたことは、まさにサービス業全体に言えることだと思いました。どうすればお客さんに定着してもらえるのか。客の立場からすれば、何がどうなら、また行きたいと思うのか。もちろんコレに正解があれば、どの店も繁盛間違いないのでしょうが。
わたしの場合、仕事帰りに毎日のようにカフェに立ち寄っているのですが、東京のようにカフェが何軒もあるエリアじゃないので、必然的に通う店が固定されてきます。いわゆる馴染みになるわけですが、その店の方は、「いらっしゃいませ」ではなく、「こんにちわ」「こんばんわ」とあいさつしてくれます。これ、わたしにはちょっと嬉しい。親愛なる感じが伝わるんですよね、これだけで。「今日も来てくれましたね」的感じがするっていうか。もちろんわたしも同じようにあいさつを返します。もちろん最初の頃は、「いらっしゃいませ」だったと思いますが、これがいつの日か、「こんにちわ」に変わったんです。
カフェですから、毎日何百人とお客さんが入れ替わりますが、それでもやっぱり常連さんはいるわけで、その常連さんには一味違う親愛の情を示すことが大事なわけで。お店の方が意識してやっていることなのかどうか分かりませんが、心のどこかに、そんな意識があるのではないでしょうか。
なんてことない話なんですが、わたしにとっては、「いらっしゃいませ」と「こんにちわ」では距離感が違うんです。こんな一言で、親近感って伝わるんじゃないでしょうかね。まぁ、これはわたしだけかもしれませんが。ちなみに、わたしの計測では、週に【3回】以上通うと、あいさつが変わります(笑)。できれば、今日は寒いですね~とか、カウンター越しに一言つぶやいてみると、より効果的かと。さらに、いつも同じ時間帯に通うと、九分九厘うまくいきます。。。