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スマートデバイス導入プロ集団のイシン社長です。仕事に関係ない話題も多いです。

格安理容店が、馴染み客を作り出すと・・・

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 中村さんが、強い床屋さんについて書いておられます。
 僕も大阪にいた頃(今から20年以上前ですが)には、馴染みの床屋さんがあったのですが、東京に来てからは近所の安いお店に通っています。今の墨田区に超してから8年くらい経ちますが、昨年夏くらいまでは近所の安いお店。10分いくら、のいわゆる激安理容店ではないのですが、理髪、髭&顔ぞり、シャンプー、整髪まで全部やってもらって1,700円くらいです。
 この床屋さんに7年通っていて、毎回「どうしますか?」と聞かれ、それで毎回同じことを説明するのは当然だと思っていました。理容師さんは無愛想ですが、それも当然だと思っていたんですよね。だって、安いんだし。
 ところが昨年になって、駅の近くに新しい格安理容店ができたので、試しに行ってみました。このお店は若いスタッフが多く、元気に挨拶してくれます。最初に行ったときに、一人の若いスタッフの方(とっても30歳くらいかな)が「ご近所ですか?」と声をかけてくれ、いろいろと近隣の話をしました。
 3回目に行ったときには、「前回と同じでいいですか?」との声。もう頭に入っているんですね。すごい。
 実は値段はこちらのほうが100円だけ高いのですが、何より気持ちがいいので7年通ったお店から変えることにしました。7年通っても、常連なんて感じたこともなかったですしね。
 ただ一方で、こうやってお客さんっていなくなるんだなぁ、ということを考えると、下町のお店でもやらないといけないことがたくさんあるんじゃないかなぁ、なんて感じている今日この頃です。

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