IT業界でベンチャービジネスの支援をしている執筆者が日々の活動ログと感じたことを、徒然なるままに書き綴っていきます。
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なーんて話がよくありますが、実際には笑えません。
ただ、実際にバックアップソフトウェアの営業をしていると、よく聞く話です。
重要なデータをバックアップする認識はほとんどのお客様で持っています。なので、
「バックアップとってますか?」
と質問すると、当然の顔をされて
「もちろんとっていますよ」
と返事が返ってきます。
しかしながら、実際に
「今のバックアップシステムのRTOはどれくらいですか?」
「カットオーバー前に、リストアの予行練習しましたか?」
「そもそも、リストアした経験はありますか?」
と聞いてみると、意外に、経験がないお客様が多いですし、いざという時に戻らなかったお客様や、RTOがよく分らないお客様も結構いるようです。
しかしながら、当たり前ですが、システムバックアップの目的はバックアップとることではなく、復旧させることが一番の目的のはずです。
一方で既存のバックアップソリューションを見てみると、システムバックアップには長けてきているけど、いざ元に戻す際に結構手間がかかることが多く、この部分はもしかしたら、昔からあまり進化していない部分かもしれません。
特に最近ではコンプライアンスの取り組みを強化しているお客様が多くなり、最新の状態に復旧させるだけではなく、2年前の何月何日のデータを解析したい・・などという要件もあるようです。
そうなると、魔法のような簡単操作で、システム復旧をさせたり、昔のデータを、つなぎ合わせることなく閲覧できるようなバックアップ&リストアソリューションが必要だと思います。
さらに最近では、災害対策やiDCなどにバックアップを集約する遠隔レプリケーション系の要件も多く、ますます要件が高くなっております。そうなると、先ほどのリストアと絡めて、低コストな遠隔レプリケーションの実現も必要ですよね。
そのような理想的なシステムを今はやりのVMwareと連携させたソリューションとして、リコーテクノ様のセミナーで事例をベースに50分ほど話します。
リストアについて真剣に考えてみたい方は、下記のセミナーに参加してみてください。(無料)
http://www.r-ts.co.jp/event/event/detail/8061905_342.html
それでは、会場にてお待ちしております!
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