2020年には人類が生み出す総データ量が35ゼタバイトとなり、人類が生産するストレージ量を大きく超えるんですってw
こんばんは。吉政創成の吉政でございます。
2年も前の記事なので、今は全然違う状態になっている可能性もあるのですが、2011年2月発行の日経エレクトロニクスにこんな情報が出ていました。
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人類が生み出すデジタル・データの総量は,2020年に35ゼタバイトに達し、その時に人類が利用可能なストレージの容量はその半分しかない。35ゼタバイトをDVDに焼き、重ねると地球と月を27往復できる。
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データ量の話は年々数字が大きくなっているので、もしかしたら、今はもっと大きな数字になっているかもしれません。
この話はあくまでも推測の話なのですが、データ量は相当増えそうですよね。
単純に推測していきますが、2020年の時代では、HDDやDVDのようなお皿が回る世界ではないかもしれません。どうしても機械的に稼働する部分があると、故障の原因にもなりますし、I/Oのスピードにも限界がありそうです。そうなると、フラッシュやRAM系やその後継の半導体ストレージが全盛になっていそうです。
これだけの量を賄おうと思えば、密度の高いストレージが必要となり、出荷が増えれば単価も安くなるので、この10年でフロッピーディスクやMOなどが消えたように、もしかしたらHDDも消えるかもしれません。
しかも、データのある場所はどんどん集約されていき、気密性も求められるため、かなりハイパフォーマンスなストレージが必要なのは言うまでもないですよね。
そのうち、バックアップ用とモバイル機器用ストレージにフラッシュメモリ、サーバ用のストレージは全てDRAM型のメモリになったりしてww いや、2020年はもっと新しい技術が占めてますよね。失礼しました。
ちなみに、フラッシュメモリとDRAM型のメモリについては以前ブログを書きました。(2万人ほどの方にお読みいただきました)興味がある方は以下をご覧ください。
http://blogs.itmedia.co.jp/yoshimasa/2009/11/ssdram-ssdflash.html
オーダーメイド的な半導体ストレージに興味がある方は以下をご覧ください。国内トップクラスの大学の研究所や国内最大手クラスのSIerにも納品している信頼ある半導体ストレージ群です。以下の製品群のうちSolidSTORとSuper●●と書かれている製品が半導体ストレージです。世界最高速クラスのストレージも作ってます。
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