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新しいもの好きのIT系講師が日々進化するテクノロジーに悪戦苦闘!!

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4月6日に2010年度のETロボコンの参加申込みが終了しました.
現在,参加チームとの最終確認中ですが,おおよそ昨年と同じ全国で350チーム程度になる見込みです.
私が担当します関西地区については,今年から北陸地区が新設されたことで,昨年に比べやや減少し,42チーム程度の大会となります.
参加チームのみなさんとは5月15日に予定されている第1回技術教育会というイベントでお会いすることになっており,今年のETロボコンが本格的にスタートを切ります.

さて,今年のETロボコンの競技規約が4月13日に発表されました.(詳細はETロボコン公式HPのこちらを参照ください.)
昨年と異なる点は大きく3点あります.

・走行体がLEGO Mindstorms NXTのみとなります(従来のRCX部門は廃止)
・競技フィールドが変更となります
・コース上の難所が変更となります

走行体については,昨年は移行期間ということで,ETロボコンが始まった当初から使用していたLEGO Mindstorms RCXと,昨年から新規に採用されたNXTの2部門で開催されましたが,今年からはNXTのみとなります.
NXTでは,ジャイロセンサを用いた2輪倒立振子型ロボットによるライントレース競技として昨年デビューしましたが,初年度にもかかわらず,多数のチームが完走でき,しかもコース上に設けられた難所を見事にクリアされてしまいました.
一つの要因としては,NXTのモータにはサーボモータが採用されているため,エンコーダによる位置検出が容易になったことがあげられます.
つまり,従来のRCXでは光センサでのみコース上の走行経路を認識できていたものが,エンコーダによる位置検出も可能となったのです.
これにより,昨年のチャンピオンシップ大会では,コース上を縦横無尽に走行するチームが目立ちました.

2010 そこで,2010年度は競技フィールド(出展:ETロボコン実行委員会[右図参照])を変更し,また難所を全面リニューアルさせています.
アウトコースでは,従来点線ショートカットがあった位置にシーソーが配置され,トレジャーハント(コースの行き止まり)があった位置に階段が設けられています.
一方インコースでは,ツインループがあった位置にほぼ同じような2つのループが描かれている箇所があります.こちらは,エニグマ・デコーディング(仮称)と呼ばれ,コース上に設けられた遮蔽物を超音波センサで認識し,その出現パターンによって,走行する位置が異なるといったものです.
また,昨年まではゴール後,一定の距離内で停止すればボーナスポイントを取得できていましたが,今年はやはり超音波センサを用いた車庫入れといったものに置き換わっています.
昨年は使用を見送っていた超音波センサの登場で,どのような走行となるか今からとても楽しみです.
新しい難所の走行デモが先週末の全国実行委員会議の場で披露されたようで,南関東地区のブログで紹介されていますので,こちらも参考にご覧ください.

なお,このETロボコンの主旨は,学生から社会人まで幅広い層の初級組込み技術者が,ロボコンを題材にして組込みソフトウェア開発のスキルを向上させるという点がありますので,まずは難所などは一切とおらず,完走を目指すといったことができるようなコースにもなっているのが特徴です.各チームで目標を決め,複数年で徐々にステップアップしていくというのもこのETロボコンを楽しみながら学ぶ方法です.
今年の参加申込みは終了しましたが,9月に各地区で開催されます地区大会,12月のチャンピオンシップ大会をご覧いただき,来年からチャレンジしてみてはいかがでしょうか?

果たして,新しい難所の登場で,昨年のような縦横無尽に走行するチームがなくなってしまうのか?それとも,それを上回るチームが登場するのか?
2010年度のETロボコンも楽しみです!

【参考】
・ETロボコン公式HP
  http://www.etrobo.jp/ETROBO2010/
・ETロボコン関西地区HP
  http://kansai.etrobo.jp/2010/

松尾 圭浩

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松尾 圭浩

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株式会社富士通ラーニングメディアでIT系インストラクターを担当。主に、ネットワーク、運用管理、オブジェクト指向を実施。 趣味は、Notes/Domino

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