今日(11/18)からパシフィコ横浜で開催されていますET2009(組込み総合展示会)で,ETロボコン2009チャンピオンシップ大会が開催されています.
私は残念ながら今回は会場に行くことができなかったのですが,インターネットを通じたネット中継が行われましたので,ネット越しに大会の様子を観戦しました.
今年は,全国7地区から精鋭40チームが出場するこの大会ですが,かなりハイレベルな戦いとなりました.今年でLEGO Mindstorms RCXを用いた競技は最後の年となる一方で,今年からLEGO Mindstorms NXTを用いた2輪倒立振子型ロボットによる競技が始まりました.新旧交代の年を締めくくる大会にふさわしいチャレンジャブルな競技の連続でした.結果は下表のとおりです.
| NXT走行体 | RCX走行体 | ||
| チーム数 | 32チーム | 8チーム | |
| 完走率 | 全体 | 64.1% | 62.5% |
| INコース | 59.4% | 75.0% | |
| OUTコース | 68.8% | 50.0% | |
| 最速タイム | INコース | 42.7秒 | 47.3秒 |
| OUTコース | 38.6秒 | 54.1秒 | |
| 難所 チャレンジ率:成功率 (成功チーム数/ チャレンジチーム数) |
ドルフィンジャンプ | 34.4% : 90.9% (10チーム / 11チーム) |
12.5% : 100% (1チーム / 1チーム) |
| 新ショートカット | 115.6% : 86.5% (32チーム / 37チーム) |
75.0% : 66.7% (4チーム / 6チーム) | |
| ツインループ | 81.3% : 73.1% (19チーム / 26チーム) |
75.0% / 100% (6チーム / 6チーム) | |
| トレジャーハント | 78.1% : 92.0% (23チーム / 25チーム) |
50.0% : 75.0% (3チーム / 4チーム) | |
| ゴール後停止 | 62.5% : 97.5% (39チーム / 40チーム) |
56.3% : 88.9% (8チーム / 9チーム) | |
今大会で目立ったのは,NXT走行体は1年目でありながら,かなり細かな制御が多数のチームでできていたことがあげられると思います.特に,INコースのチームが,OUTコースにレーンチェンジし,新ショートカットを通ってまたINコースに戻るというチームが実に32チーム中9チーム(28.1%)が行っていた.さらに,INコースでありながらトレジャーハントを成功させたチームも4チームありました.
その他にも,スタート直後いきなり逆向きに走行を始め,すべての難所をクリアしたチームもあった.まさに自由奔放という言葉がふさわしいかもしれません.最後の締めの挨拶でも星実行委員長から「例年ならここでゲキを飛ばすところが,今年は記録にも記憶にも残るレースが多数あった.来年はこのコースではダメだ.」とコメントするほど完璧な走行が目立った大会でした.さすがはチャンピオンシップ大会!!
今年で終了となるRCX部門もほぼすべての難所がクリアされてしまったという印象が強い.NXTよりもスピード感のあるRCXが今年で終了というのはちょっぴり残念ですね.
なお,各部門表彰チームは下記のとおりです.みなさんおめでとうございます.
それにしても,NXT部門では,東海地区が総合部門を見事総なめにしちゃいましたね.さすが,東海!!
今年のETロボコンに参加したみなさま,運営等関係者の皆様,ご苦労さまです.来年も新しいETロボコンで楽しみながら,技術を磨いていきましょう.
| NXT走行体 | RCX走行体 | ||
| 総合部門 | 優勝 | サヌック[東海] | コアファイター[九州] |
| 準優勝 | HELIOS[東海] | BERMUDA[南関東] | |
| 3位 | BAMBOO[東海] | 忠犬二号[北海道・東北] | |
| 審査員特別賞 | ロボコンやらないか[北関東] JKフリップフロップ[九州] | ||
| 競技部門 | 1位 | BAMBOO[東海] | コアファイター[九州] |
| 2位 | KTEC[九州] | 蕨レーシングチーム'09[東京] | |
| 3位 | モーリー[南関東] | BERMUDA[南関東] | |
| モデル部門 | エクセレント |
HELIOS[東海] | 忠犬二号[北海道・東北] |
| ゴールドモデル | サヌック[東海] | BERMUDA[南関東] | |
| シルバーモデル | BricRobot09[南関東] | RITS_TT[関西] | |
| 特別賞 | TOPPERS賞 KTEC[九州] デンマーク大使館イノベーション賞 かねごん[南関東] | ||
さて,明日もパシフィコ横浜では,ETロボコンのモデルワークショップが開催されます.ぜひみなさん足を運んで,モデルの勉強をしましょう!!かなり,勉強になりますよ・・・
今年のETロボコンの最後のイベントとなるチャンピオンシップ大会が、2009年11月18日~19日にパシフィコ横浜で開催されます。今年も同日に開催される組込み総合技術展(ET2009)の併設イベントとして開催されますが、今年は昨年と異なり展示会場の一角に競技コースが設けられます。一昨年のチャンピオンシップ大会の形態に戻ることになります。
チャンピオンシップ大会には、今年の8月末~9月末に全国7箇所で開催された地区大会で上位の成績を残した精鋭40チームが一同に会し、真のチャンピオンを決定します。
毎年、チャンピオンシップ大会は非常に見ごたえのあるレースが続き、観戦していても楽しめます。ぜひご興味のある方は、会場にお越しいただき、ライブで熱いバトルを楽しんでください。
また、2日目はモデルワークショップが開催されます。ETロボコンでは、モデリングした結果をドキュメントで提出することが義務づけられており、事前に審査員により審査されています。ワークショップでは審査員からの総評が聞け、モデリングの勉強になります。
入場は無料ですが、事前登録が必要です。
詳細は下記のETロボコン公式HPをご覧ください!!
http://www.etrobo.jp/ETROBO2009/taikai/championsip.html
多数の来場をお待ちしております!!
【ETロボコン チャンピオンシップ大会】
・開催日時
競技会 : 2009年11月18日(水) 12:00 ~ 17:15
モデルワークショップ : 2009年11月19日(木) 10:00 ~ 15:30
・開催場所
パシフィコ横浜
・関係ページ
http://www.etrobo.jp/ETROBO2009/taikai/championsip.html
10月22日の夜にLotus夜Day 2009を開催しました.総勢40名のみなさんにお集まりいただきました.この場をかりて御礼申し上げます.
今回で5回目となるこの会も2年ぶりの開催とあって,懐かしいという感じもあり,ニューフェイスの参加者もありでとても楽しい3時間でした.
今年はLotus NotesのRelease1がリリースされてちょうど20周年という記念すべき年でもあり,「~祝!!Lotus Notes 20歳(はたち)やでぇ~」と題して,20年目の新たな出発をみなさんでお祝いしました.
簡単に会の内容を振り返っておきましょう.
・お祝いメッセージ披露
今回のLotus夜DayでのメインはLotus Notesの20周年を祝うということで,参加いただいたゲストのみなさんからお祝いメッセージを事前にいただきました.
会の中では時間の関係もあり,みなさんのメッセージを発表することはできませんでしたが,いろんな観点のメッセージが集まりました.
「Lotus Notesとの出会いで人生が変わった方」,「Lotus Notesのおかげで給料をいただけている方」,「Lotus Notesを我が子と重ねてかわいがっている方」,「Lotus Notesにラブレターでお祝いメッセージを書かれている方」など,多種多様なメッセージでした.
参加されたみなさんのLotus Notesへの愛情を垣間見ることができました.
・お祝いセッションの数々
Lotus夜Dayでは,これまでもいろんな方がネタを持ち寄ってミニセッションを実施していただけます.今回は20周年のお祝いということで,それぞれ趣向を凝らした出し物で楽しませていただけました.
まず,先陣を切って,私の方からNotesのこれまでの歩みをムービーで振り返ってみました.1989年11月27日にR1.0が誕生したときを0歳として20歳までの成長を順に紹介しました.このムービーを作成する過程であらためてこの20年間の進化は,人間が成長していくのと同じで,ソフトウェアであっても少しずつでも成長があったからこそ20年間も使われ続けるのだなあと感じました.
続いて,Lotus夜DayではおなじみのIBM平塚さんによるNotes/DominoのTips集ということでしたが,今回は20周年のお祝いということで,細かいテクニックの話は抜きにして,個人的な切り口でLotus Notesの現状と今後をユニークな観点で紹介してくれました.
たとえば,インターネットの検索で,Notesと他の製品を検索してどちらがメジャーであるかを測るといったものである.「NotesやXXX」と検索するパターンと「XXXやNotes」と検索するパターンでどちらが多くヒットするかで比べるというもので,大半が「NotesやXXX」の方が多いということだ.
ちなみに,現状のLotusにとっての最大のライバルは自動車だとか・・・(笑)
3人目は,このオルタナブログのブロガーでもある丸山義夫さんに登場していただきました.丸山さんはMac愛好家としても有名だが,Lotus Notesの愛好家でもある.絶滅危惧種のNotesエンジニアを後世に残すための活動もやっていきたいと語っていました.
4人目は,いまや古典「Notes徒然草」として扱われ,当時のNotesエンジニアからすれば雲の上の存在であるIBM関さんから,Notesとの出会いを語っていただきました.お祝いコメントも非常に奥の深い(この場では触れませんが)内容で,みなさん聞き入っていました.
そして最後は,出張先から急いで駆けつけていただきましたIBMの森本さんと木村さんが登場.森本さんはNotesを全国に広める傍ら,各地のお土産品をブログで紹介されていますが,今回は各地のお土産品をクイズ形式で紹介していただきました.当たった人には自腹で購入いただいたその現品をさしあげるというなんとも太っ腹な企画です.一方木村さんは,NotesR1が誕生した1989年にフォーカスを当て,その年に起こった出来事や,流行った曲などを紹介していただきました.ちょうど私もその当時は16歳でしたので,とても懐かしく,その時代を振り返ることができました.そのときまだ生まれてませんでしたという人はさすがにいなかったのでよかった・・・
・N-1グランプリ開催のはずが・・・
今回のLotus夜Dayでは,参加者のみなさんに無線LANで接続できるデバイスを持ってきていただき,Notesの物知り王者を決めるN-1グランプリを開催する予定でした.
N-1グランプリ用にNotes/Dominoでアプリケーションを作成し,システム的にはほぼ問題なく整ったのですが,何せ時間がなかった・・・(苦笑)すみません.
システム自体はNotesクライアント上の管理画面で問題を出題し,無線LANデバイスからWebアクセスして回答するというスタイルのものです.無線LANデバイスとしては,ノートPCを使っている人もいましたし,いまはやりのiPhoneを使用している人もいました.中にはPSPでアクセスしていた人もいましたよ.
ひとまず,なんとか実用に耐えうるものだという感触は得られましたので,ぜひ次回のLotus夜DayではN-1グランプリを開催したいと思います.
・恒例のケーキ
Lotus夜Dayでは第1回開催から継続していることとして,一番最後にケーキを用意しています.単純に私がスイーツ好きだからという理由ですが,今回は特にNotes20周年ということで,20本のローソクを用意し,バースデーケーキとしての役目を果たすことになりました.
ハッピーバースデーの大合唱の中,今回のLotus夜Dayのスペシャルゲストであり,IBMにおいてNotes/Dominoの開発最高責任者でもあるケビン・キャバナー氏にローソクの火を吹き消していただきました.
そして,残り5分というところで,IBM三浦さん,IBM吉田さん,チームスタジオさんからご提供いただきました素敵な景品の数々を争奪するジャンケン大会で今回の会も無事フィナーレを迎えました.
毎回,開始時には3時間って長いかなあと思ってしまいますが,終わってみればあっという間の3時間でした.おそらく参加していただけたみなさんもそう感じていただけたのではないかと思います.
20年間も愛され続けているソフトウェアは,他にはあまり例をみないと思います.ぜひ今後も,30年,40年と長く使い続けられるソフトウェアに成長していってほしいものです.
参加いただきましたみなさん,いろいろとご支援いただきましたみなさんありがとうございます.これからも一緒に厳しい目でその成長を見守っていきましょう!!
2009年9月20日(日)~21日(祝・月)にETロボコン関西地区大会が開催されました.
関西地区大会の会場は,昨年に引き続き京都コンピュ-タ学院京都駅前校をお借りし,開催いたしました.会場へはJR京都駅から徒歩10分もあれば到着できる好立地条件の場所で,アクセス面は大変すばらしいところにあります.また,会場は6Fにある約500名収容可能なホールを用い,1Fエントランスに全参加チームの提出モデル図を貼りだし,懇親会も開催できるなど環境面でもETロボコンを実施するには十分な施設です.
今年の関西地区大会は,50チームがエントリしたものの3チームが棄権したため,47チームで競技を実施しました.
来場者状況は下表のとおりです.当初,シルバーウィークの5連休ということもあり,ほとんど見学者がいないのではないかと運営サイドでは不安に思っていましたが,昨年に比べ一般来場者も多く,選手も含め300名を超える大会となりました.ご来場いただきました皆様ありがとうございます.
| 競技会(1日目) | 懇親会(1日目) | モデルワークショップ (2日目) | |
| 参加チーム関係者 | 212名 | 133名 | 162名 |
| 来場者(一般,スポンサー,メディア関係者など) | 97名 | 3名 | 11名 |
| 合計 | 309名 | 136名 | 173名 |
◎例年になく白熱した1日目の競技会
地区大会の1日目は,各チームが実装したLEGO Mindstormsを用いた走行競技が実施されました.今年の大きな変更点は,なんといっても新しい走行体であるLEGO Mindstorms NXTを用いた2輪倒立振子型ロボットの採用です.非公式には,このBlogでもご紹介してきましたように,6月にET WEST杯,7月に関西LEGO競技会を開催し,実践の場で競技の実績はあるものの本大会での使用は初めてとなります.
従来のRCX走行体と比べ,なんといってもスピードが遅いという点で,コースの周回もRCX走行体が2周で競い合うのに対して,NXT走行体は1周勝負となります.そのため,コース上に用意された難所(点線で記された新ショートカットや線が円状になっているツインループなど)も1回勝負となる点が,これまでと異なって難所攻略の成否が獲得ポイントを大きく左右するといっても過言ではない.
ところで,地区大会を勝ち抜いた上位チームは11月にパシフィコ横浜で開催されるチャンピオンシップ大会に出場することができます.今年は全国で350チームを超えるエントリがあったため,チャンピオンシップ大会に出場できるチーム数も狭き門となっています.関西地区では,RCX走行体が6チーム中1チーム,NXT走行体が44チーム中5チームのみがチャンピオンシップ大会に出場できる権利を獲得できます.実に関西地区からは12%のチームしかチャンピオンシップ大会には出場できません.
そんな狭き門を目指して,各チームは例年になく1走目から果敢に難所を攻めていたのが,今年の大会の大きな特徴です.例年ですと,完走率が低く(去年は36.2%),危険を冒して難所を攻めるよりまずは着実に完走を目指すという走行が割合としては多かったように思います.それに比べ,今年は最初から最後まで難所を目指すチームが多数存在し,司会進行を担当していた私としても非常に手に汗握る実況が続き,楽しませていただきました.今年の関西地区大会で一際各チームが悩まされたのが,今年から新たに追加された難所であるトレジャーハントです.この難所は,途中でライントレースする線がとぎれているため,来た道を戻っていくか,障害物の間をすり抜けて,本線に復帰するかのいずれかの戦略をさいようすることになります.
コース上の難所付近には各地区で独自にオブジェを自由に配置することができ,関西地区ではトレジャーハントの行く手を阻むオブジェとして二条駅,そして難所通過の判定を行うポール代わりに舞妓さんのペーパークラフトを設置しました.特に,各チームを悩ませたのが,舞妓さんのオブジェでした.多くのチームがトレジャーハントの通過ポイントを取得するものの,その後本線に復帰する際にことごとくこの舞妓さんに接触して走行体が玉砕していきました.恐るべし舞妓さんパワーです.NXTが正面からタックルしても一切倒れることなくそこに君臨したのです.実にその阻止率は100%でした.競技会後の懇親会でも,話題は舞妓さんのことで持ちきりで,「あの舞妓さんは強すぎる」というクレームも多々いただきました.おそらく,11月のチャンピオンシップ大会では各地区からオブジェを集める予定があるようなので,関西地区からは舞妓さんが横浜に出張することになると思います.ぜひ,チャンピオンシップ大会に出場するチームは舞妓さんに跳ね返されないようにNXTを鍛えておいてくださいね...



さて,今年の関西地区大会の競技記録を下表にまとめておきましょう.
| 走行体 | RCX走行体 | NXT走行体 | |
| チーム数 | 6チーム | 41チーム | |
| 完走率 | 50.0% (INコース:50.0%,OUTコース:50.0%) |
51.2% (INコース:61.0%,OUTコース:41.5%) | |
| 最速タイム | INコース | 43.6秒 | 45.6秒 |
| OUTコース | 43.9秒 | 45.5秒 | |
| 最小リザルトタイム | INコース | 19.0 | 5.6 |
| OUTコース | 3.6 | -28.5 | |
| 難所ポイント取得回数※1 ()内はポイント取得率※2 |
新ショートカット | 1回(16.7%) | 17回(41.5%) |
| ツインループ | 3回(50.0%) | 6回(14.6%) | |
| トレジャーハント | 1回(16.7%) | 11回(26.8%) | |
| ゴール後停止 | 2回(16.7%) | 22回(26.8%) | |
※1:難所ポイント取得回数は,1回の走行で該当の難所ポイントを複数取得できた場合でも1回とカウントしてます.また,難所を完全に攻略した回数ではなく,難所の途中でリタイアしてもポイントを取得した場合は1回とカウントしてます.
※2:ポイント取得率は,全チームに対するポイント取得チームの割合を表します.ただし,ゴール後停止は,INとOUTの両方で取得可能なため,チーム数の2倍を母数として算出しています.
この結果から特徴的な事柄が3点あげられます.
①NXT走行体の最速タイムは45秒台
普通にコース上を走行しても50秒台後半~60秒台というのがやっとなので,それを上回るにはショートカットをうまく利用するしかない.OUTコースにはもともと新ショートカットがありますが,INコースの場合はドルフィンジャンプが必須となります.いかに,走行距離を短くするかがNXT走行体にとっては重要になってきます.
②難所攻略に違いが?
RCX走行体では,ツインループを50.0%のチームがチャレンジしているのに対し,NXT走行体ではわずか14.6%にとどまっています.一方,新ショートカットについては,RCX走行体がわずか16.7%に対し,NXT走行体は41.5%ものチームがチャレンジしています.後者は①に記載したとおり,少しでも走行距離を短くしたいという考えがNXT走行体の方が強く出た結果と考えられます.それに対し,ツインループについては,1回あたりのボーナスポイントが10秒しかないため,危険を冒してまでポイントを取る必要性はないと判断したチームが多かったのだろう.おそらく,ツインループを1回まわるためにはNXT走行体だと10秒くらいかかってしまうのでリザルトタイムとしては±0といった結果を生むだけです.今回,NXT走行体ではツインループに入るものの,ループは通らずS字でショートカットするというチームも多く存在していました.
勝ちにこだわった戦略が各チームでよく練られていた結果がそのまま競技結果に表れたといってもいいかもしれない.
③NXT走行体のOUTコースの完走率が低い
NXT走行体では,INコースの完走率が61.0%と高い結果を残しているのに対し,OUTコースの完走率が41.5%と低い.まずOUTコースには新ショートカットがあり,そこを果敢に攻めるも本線に復帰できずリタイアという光景を多数目撃しました.また,その先に今年から設けられたトレジャーハントに果敢にチャレンジするチームも11チーム存在したことになるが,ここでも本線に復帰できなかったチームが多数いました.先ほども記載しました例の「舞妓さん」によって,完走率は10%くらい落ちていることでしょう.果敢にチャレンジした結果がこのような数字として表れたのでしょう.みなさんのチャレンジ精神には敬意を表します.
チャンピオンシップ大会では,いかに難所を確実にクリアし,NXT走行体の場合は走行距離を短くするかが上位に食い込む鍵となりそうです.いまから11月のチャンピオンシップ大会が楽しみです.
◎ETロボコンは走行だけでなく,モデルも重要!!
地区大会2日目は,モデルワークショップが開催されました.ETロボコンでは,1日目の走行結果と事前に提出いただいたモデル図の評価結果により総合結果が算出されます.したがって,いくら速く走行してもモデルがまったくできていなければ総合順位は下がってしまいます.そこで,モデルワークショップで各チームが提出したモデルの評価結果を審査員から発表する場を設けています.
また関西地区では昨年と同様,モデルワークショップ後に50分間の分科会の時間を設け,4つのテーマでそれぞれの興味のある内容を聞けるようになっています.今年は,下記の4つのテーマで分科会が開催され,みなさん熱心に参加していただけました.
1.ETロボコンの上手な使い方 ~ランチセッションその後・・・~
2.2009年度モデルで見えたモデリングの落とし穴
3.モデリング相談所
4.モデル鑑賞ツアー ~気になるあなたのモデル審査ポイント~



分科会の後は表彰式が開催され,競技部門,モデル部門,総合部門の上位入賞チームが表彰されました.みなさんおめでとうございます.

今年のETロボコン関西地区大会は終了しましたが,ETロボコンとしては11月のチャンピオンシップ大会までまだ熱い戦いが続きます.ぜひみなさんも引き続きご声援をお願いします.チャンピオンシップ大会に残ったチームの皆さんは上位入賞目指してがんばってください!!


お待たせしました2年ぶりに「Lotus夜Day」が帰ってきます
2007年の年末の会以来の開催となります
今年は,ちょうどLotus Notesが誕生してから20周年のアニバーサリーな年でもあります
人間でいうと成人にあたり,これまで何か気に入らないことがあったらレッドボックスを出して投げ出してしまったり,新しいことを覚える(バージョンアップする)と古いことを忘れてしまう(@関数の動きが変わる)など子供のような振る舞いは今後はなく,周りのみなさんから愛されるより洗練された大人なソフトウェアに成長していってほしいという期待を持ちつつ,みなさんとともに20歳をお祝いしましょう
まあこれまでに参加された方はご存じかもしれませんが,この会では,食事をしながらみなさんでワイワイとNotesについて語り合う会です.
もちろん,徒然草なあの方や,おなじみのTips伝道師,ブロガーたち,その他にもNotes愛好家が多数登場します.
ぜひみなさんお誘い合わせの上,ご参加ください.
なお,お店はこれまで同様のお馴染みの店です.
「えっ!?3時間もあるの?」と思っていても,いつも「もう3時間たったの?」とあっという間の楽しいひとときを一緒に楽しみましょう!
なお,お店のキャパシティ上,定員を設けさせていただいております.
先着順での受付とさせていただきますので,参加希望の方はお早めによろしくお願いいたします.
【Lotus夜Day 2009 ~祝!!Lotus Notes 20歳(はたち)やでぇ~】
1.開催日時
2009年10月22日(木) 19:30~22:30
2.開催場所
ariablu Tokyo (アリアブル東京 : 新宿)
http://www.ariablu.com/
3.参加申込み締切
2009年10月 9日(金) 期間を延長しました
2009年10月 2日(金) 先着40名
(締切日までに参加できるかどうか微妙という方は,その旨を連絡いただければOKです.)
4.参加費用
お一人 5,500円
当日,会場で集金させていただきます.
5.備考
・皆さんのご存じの方で,Notesにちょっとでも関わったことがある方がいらっしゃいましたら,ぜひご案内いただき,ご一緒に参加ください.
・詳細が決まり次第,参加申し込みいただきました方に,後日ご案内させていただきます.
・現時点で参加できるか不明な方も,その旨をご連絡いただければと思います.
・開催直前に,最終的な参加確認をさせていただきます.
参加希望の方は下記の内容をメールでお送りください.
-------------------- 8< きりとり ------------------------
【Lotus夜Day 2009 ~祝!!Lotus Notes 20歳(はたち)やでぇ~】
参加連絡票
氏名 :
連絡先(電話番号) :
返信先 : lotusyaday2009@chabozu.com
-------------------- 8< きりとり ------------------------
2009年 9月 6日(日)に、工学院大学(新宿)において、ETロボコン2009東京地区大会が開催されました。
今年度は、弊社富士通ラーニングメディアからは1チームだけがETロボコンに参加していますが、この日の東京地区大会にNXT部門で出場しました。
チーム名は「KnowledgeACT」。参加メンバーは今年から始めてETロボコンに参加する五十嵐さんとテュウさんの2名が中心となったチームで、石川さんが全体のリーダーを担当しています。
選手の2人は、コツコツと準備を重ねてきており、ときには実践感覚をつかむために、東京から神戸まで移動して関西LEGO競技会に参加するといった積極的な面を持っている。関西LEGO競技会ではNXT部門で2位に入賞しており、実力も兼ね備えていた。
そして万全な状態で臨んだ東京地区大会でしたが、やはり大会会場には魔物が住んでいたようです。
これまで練習走行のときは一度もリタイアすることがなかったOUTコースで、まさかのリタイア。選手の2人に確認しても、「なぜリタイアしたかまったく原因がわからない」と言うほど、想定外のトラブルのようであった。普通は何も起こらないのに、本番に限ってこういったことは起こる。あらためて一発勝負の恐ろしさを肌身に感じたことでしょう。
ひとまず、INコースは無事完走したようです。
11月に開催されるチャンピオンシップ大会への出場権を獲得するには、総合評価4位以内という狭き門であり、競技で1度リタイアしているため、かなり厳しい状況であったが、モデルがゴールドモデルに選ばれたことで奇跡的に総合4位にギリギリ入賞できました。おめでとう!!
ぜひ、11月のチャンピオンシップ大会では、INコース、OUTコースともに完走し、すべての難所をクリアできるよう、さらなるブラッシュアップを期待したいところです。
【KnowledgeACTチーム成績】
・走行順位 : 8位
・モデル評価 : B+ (ゴールドモデル受賞!!)
・総合順位 : 4位
【参考】
・ETロボコン2009 東京地区大会
ETロボコン関西地区大会を1週間後に控えた9月12日・13日の2日間に渡って、モデル審査会が開催されました。
ETロボコンでは、LEGO Mindstromsを使用して、コース上のラインをトレースしながら走行させる競技を思い浮かべる方が多いかと思いますが、ただ早く走ればいいというものではありません。参加チームには、ソフトウェア開発の過程で作成したモデルドキュメントを提出していただくことを義務付けています。(未提出チームはエキシビジョン扱いとし、評価順位に含まれません。)つまり、実装に至るまでの分析・設計工程についての良し悪しも評価対象としているのが、ETロボコンのユニークな部分です。競技結果とモデル審査結果を合わせて総合評価を算出し、順位づけを行うことになるため、モデルも重要な位置づけを占めることになります。
今年の関西地区では、地区大会が開催される11日前の9月9日がモデルの提出締切でした。提出ドキュメントはあらかじめ実行委員会から仕様が指示されており、各チーム以下のドキュメントを提出することになっています。
・コンセプトシート(A3用紙1枚)
・モデル図(A3用紙5枚以下)
コンセプトシートとは、チーム紹介や注目点など、各チームの特徴をアピールするドキュメントです。ここでは、各チームのカラーが明確になってきます。
モデル図については、5枚以下という条件があるため、限られた紙面でいかに的確に審査員にアピールするかがポイントになってきます。もちろん正確に記述できているかといった書き方も評価対象となりますが、モデルから読み取れる設計品質や性能といった内容そのものが評価の中心となってきます。(参考:モデル審査基準)
9月12日の11時にスタートしたモデル審査会。今年は、本部からモデル審査員2名、関西地区からモデル審査員4名、性能審査員4名の計10名の体制で開始されました。各チームからの提出されたモデルは合計300枚程度となり,これらを一つ一つチェックしていくため、とても気の遠くなるような作業です。
最初に、審査員ごとに評価の観点がずれると意味がないので、昨年のモデルをもとに意識合わせを行った後、2名ずつのペアにわかれて作業が開始されます。みなさん真剣に内容を吟味されていました。スタートして約10時間がたった21時頃にひとまず全チームの個別審査が完了し、1日目は終了。
2日目。朝10時に集合し、1日目に各担当者が審査した内容をマージし、定量的に審査した結果から上位数チームを抽出し、再度審査員全員で内容を吟味します。ここからは、定性的に各審査員が評価し、最後は全審査員による投票で上位チームが決定します。今年は、NXT部門ではゴールドモデル(1位)をめぐって、大接戦となりました。結果は関西地区大会当日のお楽しみということで、選手の方は大会1日目(9/20)の懇親会、一般来場者は2日目のモデルワークショップで順位を知ることができます。
結局,当初予定の13時終了に対し、10分遅れで完了しほぼオンスケでモデル審査会は終了しました。審査員のみなさん2日間にわたってご苦労さまです。各チームへのフィードバック(審査員コメント)については、大会当日に全チームのモデルと一緒に1Fエントランスに掲示しますので、お楽しみにご覧ください!
大会終了後、関西地区の岩橋審査委員長は、「年々、提出モデルのレベルがあがっており、審査が大変になってきている。」とうれしい悲鳴をあげていました。
今年はETロボコンの歴史で初の試みとなる地区独自教育会を関西地区では実施したこともあり、その結果として参加チームのみなさんのモデルのレベルが向上していれば、大変うれしい限りです。参加者にとって、地区独自教育会の内容はどの程度モデル作成にインパクトを与えたのか?今後、みなさんに確認してみることにしよう。。。
【お知らせ】
ETロボコン関西地区大会の2日目(9/21)に、モデルワークショップが開催されます。今年の傾向や、特徴的なチームなどを紹介する全体セッションに加え、以下のような分科会も開催されます。ご興味ある方は、ぜひ事前登録の上、ご参加ください。
<分科会テーマ>
・ETロボコンの上手な使い方 ~ランチセッションその後・・・~
・2009年度モデルで見えたモデリングの落とし穴
・モデリング相談所
・モデル鑑賞ツアー ~気になるあなたのモデル審査ポイント~
今週末から巷では5連休のシルバーウィークに突入される方も多いのではないでしょうか?
そんな休日モードの中,9/20(日)~21(祝・月)に京都コンピュータ学院京都駅前校でETロボコン2009関西地区大会が開催されます.
今年の関西地区は50チームが参加し,熱い戦いが繰り広げられます.
ぜひ,生でその様子を観戦したいという方は,現在一般来場者の事前受付を実施しておりますので下記のページから登録をお願いします!!
今年は,初めてLEGO Mindstorms NXTが走行体として登場しますので,これまでと違った競技が見れることでしょう.さあ,連休はETロボコンへ・・・
【ETロボコン2009 関西地区大会】
・開催日時 :
<競技会> 2009年 9月20日(日) 13:00~17:30
<モデルワークショップ> 2009年 9月21日(祝・月) 10:00~14:00
・開催場所
〒601-8407
京都市南区西九条寺ノ前町10-5
京都コンピュータ学院 京都駅前校
・一般来場者 事前参加登録ページ
https://etrob363.securesites.net/ETROBO2009/jizen/general_t.php
・注意
- 当日,お車でのご来場はご遠慮ください.駐車場はご準備できません.
- 事前参加登録なしでも見学いただけますが,来場者多数の場合は,
入場をご遠慮いただく場合がございますのでご了承ください.
詳細は下記のHPをご覧ください.
・ETロボコン2009 関西地区公式HP
http://kansai.etrobo.jp/
2009年8月23日(日)と9月6日(日)に、ETロボコン2009関西地区試走会が京都コンピュータ学院で開催されました。試走会とは、大会と同じコース環境で、各チームが作成したプログラムを動作させることができる貴重な機会で、2日程それぞれに対し2時間ずつ練習が行える時間が割り当てられています。
今年の関西地区の試走会は、地区大会の会場でもある京都コンピュータ学院と金沢工業大学(8/8と8/29に開催)の2箇所での開催となっています。これは、近い将来に北陸地区独自でひとつの地区として開催することを予定しており、その準備もかねて運営ノウハウの取得という意味合いもあります。今年の関西地区の参加チーム数は50チームですが、そのうち42チームが京都、8チームが金沢で試走会に参加しました。
試走会前日。実行委員のみなさんに会場に集合いただき、会場内のコース設営を実施しました。ちょっとその裏方の準備作業をご紹介しましょう!
大会会場となるのは、約500名が収容できるホールで、舞台上に競技用のコースを設営します。
競技用のコースはたたみ12畳分の大きさで、奥行き約360cm必要となるため、通常の舞台では、奥行きが足らないのです。そのため、最前列のいすを撤去し、舞台を前に伸ばすために足場を組むといった大仕事が待っていたのです。昨年は、京都コンピュータ学院のスタッフの方にこのあたりはすべてお任せしていたので、あらためて去年はご苦労をおかけしたなあと実感しました。
足場が整うと、次に競技コースの下に敷くスタイロフォームを並べ、布でできたコースをその上に置きます。コース布は待ち針を使って、移動しないように固定していきます。
最後に、走行体が想定どおり動作するかどうかを大きく左右する照明の調整です。走行体は光センサを用いてコース上のラインを識別しているため、会場の光の明暗具合は大きな影響を与える要素です。昨年は、会場内の観客席側がやや明るかったため、完走率がいま一つ伸びなかったため、今年は観客席側を暗めに調光するようにしました。実行委員側で用意したテスト走行プログラムで走行させてみると特に問題なしということで、準備完了!
試走会当日。朝9時半から最初のグループの試走が始まるため、その少し前からパラパラと参加者が集合し始めました。1つのグループはおおよそ10チームで構成され、同時に2時間試走を行えます。今年は、新型インフルエンザで5月の技術教育会が延期されたこともあり、会場入口にはマスクと消毒液を設置しました。これだけで、ちょっといつもと違う雰囲気に感じてしまいました。
1回目の試走会は、例年動作させるのもやっとというチームが多いのですが、今年は結構多くのチームがいきなり動作していました。これは、今年から採用された二輪倒立振子型のNXTは、二輪走行部分のAPIが提供されており、スピードが従来の走行体であるRCXに比べ高速ではないため、普通にラインに沿って走ることはそう難しくないからでしょう。各チームとも、割り当てられた2時間をフルに活用して試行錯誤を繰り返していました。NXTに内蔵されているBluetoothを用いてデータロギングを実施しているチームもいました。
2回の試走会が終了すると、いよいよ地区大会まであと2週間。各チームともに、試走の結果を活かして、更なる改良をがんばってください!!地区大会当日は手に汗握るハイレベルな競技大会をいまから楽しみにしています。
ちなみに、本日17時をもってモデル提出を締め切りました。今週末は、実行委員のみなさんは、各チームから提出されたモデル(ドキュメント)を必死に審査したり、大会当日の運営準備を実施します。その様子はまたこのBLOGでお知らせします。
2009年9月3日(木)に、IBM箱崎事業所でLotusビジネスパートナ向けのミーティングが開催されました。今週、東京と大阪で開催される「Working Smarter Forum 2009」に先駆けて、ビジネスパートナに対してその一部を紹介するといったものです。私も久々に箱崎事業所に訪れ参加してきました。
そのミーティングの中で、今年からビジネスパートナを対象として開設された「Lotus Japan Technical Award 2009」の受賞者発表がありました。この賞は下記の2つの部門で構成され、ビジネスパートナの技術者個人を対象とした表彰となっています。
・Lotus Technical Award 2009 for Best Engineer 賞
・Lotus Technical Award 2009 for Best Architect 賞
最近はあまりLotus関連の活動が行えていませんが、ひとまず私もBest Engineer賞にエントリだけしてみました。当然ながら、結果は惨敗だったわけですが、このような技術者向けの表彰制度を設けていただけることは、技術者としてとてもいい刺激になりますし、モチベーションを高める要素になります。ぜひ、来年は受賞できるようにがんばろうと気合を入れたところであります。
今回受賞されましたお二方は、大変すばらしい実績を残されていらっしゃいます。受賞おめでとうございます!!
詳細はIBM SoftwareのHPに掲載されていますので、下記ページをご覧ください。
http://www-06.ibm.com/software/jp/lotus/news/20090907.html







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