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ロングテール理論とは、Eコマースにおいては、在庫リスクをあまり負わずに多くの商品を扱うことが可能になるので、多品種少量販売でも採算を取ることができるという考え方です。その結果、あまり売れないようなニッチな商品群からも大きな収益を上げることができるという考え方のことです。縦軸に販売数量、横軸に商品を置き、販売数量の多い順に並べたグラフを描いた場合に、販売数量の少ない商品を示す部分が長く伸びることになるので、それを長いしっぽ、すなわちロングテールと呼ぶのです。Web2.0というバズワードが流行したときに、Eコマースが流通革命を起こしていく可能性を論じるための根拠として脚光を浴びました。ロングテールは、GoogleのアドセンスやAmazonのアフィリエイトなど、無数のWebサイトによる少ないページビューをかき集めて巨大な収益にまとめあげているビジネスモデルにも適用される考え方です。
しかし、スタートアップにとっては、むしろロングテールよりロングノーズのほうが、より重要で身近なコンセプトかも知れません。ロングノーズとは、鼻の長い象のようなもので、スタートアップが始めたサービスが、事業として収益を上げられるまでに長い潜伏期間が必要であることを覚悟しなければならない、ということです。
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