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モバイルシフトとソーシャル化によって変化するネットの世界を、読者と一緒に探検するBlogです。

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2010年5月23日の投稿

2010年5月25日 »
ソーシャルメディアマーケティングは、既に業界ができたといっていいほど、多くの企業が参入し、それぞれのメソッドや持論を展開している。
僕たち( @ogawakazuhiro )は拙書『ソーシャルメディアマーケティング』( #smm2010 )を今年早々に発表し、他社とは一線を画する実践的な戦略と戦術の提案をしているが、実際にはソーシャルメディアマーケティングはまだまだ未成熟な分野である事実から目を背けることはしたくない。
 
総合格闘技という、組んでも殴っても蹴ってもいい、あらたなジャンルの(とはいっても既に20年以上の歴史があるが)挌闘競技があるが、それらが体系だった戦う技術として成立したのは実は最近だ。総合格闘技はプロレスでもないし、空手と柔道とレスリングとボクシングなどを全て習えばできるものではない。つまり、それぞれの異なる技術の寄せ集めではなく、それぞれの体系だった技術を分解し、それらを組み合わせ、細かく融合し、分離せずに一つになるまで再構築して初めて成立した新しい技術なのだ。
僕たちが考えるソーシャルメディアマーケティングもこれと同じで、単にTwitterやBlogなどを使って顧客と対話しましょうとか、トラフィックを誘導すればいいというものではない。ソーシャルメディアが消費者の購買意思決定やブランド認知などに大きな影響を持ち始めたことを理解し、これまでのTVや新聞などのマスメディアや従来型のSEOやポータル上のディスプレイ広告などの組み合わせをじっくり考え、融合し、一つの技術として再構築しなければならないものだ。それは一朝一夕ではなく、数年かかるだろうと思うが、それを意識しながら取り組むのと、ただソーシャルメディアの使い方としてソーシャルメディアマーケティングを説くのでは大きな違いがでてくる、と僕たちは考える。
 
 
そういうスタンスのもと、僕たちは近々に新しいソーシャルメディアマーケティングの取組みをいくつか発表する。
社会的に大きな影響力のあるナショナルクライアントが取り組む新しいマーケティングを、僕たちが技術面を軸に全力でサポートしていく。
 
それらのマーケティング事例の中のいくつかは、もしかすると一見してソーシャルメディアを使っていないようにさえみえるかもしれない。それはそれでよいのだ。
ソーシャルメディアマーケティングとは(いまの僕たちの認識では)ソーシャルメディアを使うマーケティングではない。ソーシャルメディアを刺激することができれば、ソーシャルメディア自体を使うかどうかは問題ではないのだ。
 
 
ぜひご期待ください。
 
hiro

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プロフィール

小川 浩

小川 浩

株式会社リボルバー ファウンダー兼CEO。ソーシャルプランナーユニット「オガワカズヒロ」のクリエイティブディレクター。著書に「Web2.0Book」「仕事で使える!Facebook超入門」「ソーシャルメディアマーケティング」「アップルvsグーグル」など。

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