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でも、僕は使わない。
なぜか?
それは簡単、クライアントソフトのインターフェイスを忠実に置き換えたようなWebアプリは、Webブラウザ上で動くアプリケーションとしての、本質的なところをはき違えているからだ。
Zimbra(日本ではfeedpath Zebra)も同様で、MSアウトルックもどきの外観と操作感を実現するのに、かなり無駄な労力を使ってしまっている。こよなく愛するAppleの(笑).macのWebメールもクライアントソフトの動きを、そのままブラウザ上に置き換えているのは、悲しい限りだ。
Webというものを本当に理解しているのは、少なくともWebメールという分野を見ている限りにおいては、やはりGoogleだけだ。
Gmailは、世界最高のWebアプリの一つであり、メールソフトを再定義した素晴らしいサービスだ。Gmailは、クライアントソフトとしてのメーラーを模していない。ブラウザ上での操作、Webのプロトコルの特性、検索エンジンとの組み合わせなどを、真摯に考え続けたうえで作ったインターフェイスは、クライアントソフトと比べる気にならない。全く別物だ。
.macのWebメールは、Mac OS X純正のメールソフトであるMailとほぼ同じ外観と操作感を持っているが、やはりクライアントソフトのMailと比べれば不安定だし、遅い。同じインターフェイスを模してしまえば、クライアントソフトに比べて見劣りするのは当たり前だ。それを我慢して使え、というのは筋違いである。
.macの場合は、まだ、比べる相手が自分自身のアプリだからいい。他のソフトは、結局MSアウトルックと比べられることになるわけだ。
Gmailは、他に比べる相手がいない。突出した、孤高の存在である。そのユーザーインターフェイスは、他のどのメールアプリとも違う。根底の発想自体が違うのだ。
iPodが、他のどのミュージックプレーヤーとも比べられないように、Gmailは、Web上で使われるメールソフト、というたち位置を正しく理解した人間が設計した傑作だと思う。そのシンプルさを失わずに、正しい方向に進化し続けることを願う。
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